内容説明
本書は、“地域包括支援センター”の業務上の課題を一歩一歩解決していくに当たって、その種になるものを活きの良いまま集めました。第1章では、地域支援事業における介護予防ケアマネジメントを考えるヒントを著わしました。特に従来のケアマネジメントとはどこが違うのかに焦点を当て、“介護予防のまちづくり”の礎としての介護予防ケアマネジメントの役割について示しています。第2章では、包括的・継続的ケアマネジメント支援における支援困難事例等への指導・助言を考えるヒントを著わしました。地域の介護支援専門員が抱える支援困難事例について、分類整理したものを示しています。第3章では、権利擁護業務における専門的・継続的な視点からの支援を考えるヒントを著わしました。第4章では、広域行政からみた介護予防事業の組み立て方について、和歌山県の例を著わしています。
目次
第1章 地域支援事業における介護予防ケアマネジメント(介護予防のまちづくり;サービス対応表を作りましょう ほか)
第2章 ケアマネジメントにおける困難事例の検討(介護支援専門員に対する個別支援;ケアマネジメントにおける困難事例の検討)
第3章 地域包括支援センターの権利擁護業務(地域包括支援センターの権利擁護;モデル事例)
第4章 広域行政からみた介護予防事業の組み立て方(地域行政における介護予防への取り組み(和歌山県)
今後の課題と展望)
著者等紹介
大渕修一[オオブチシュウイチ]
東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室室長
小島基永[コジマモトナガ]
東京都老人総合研究所介護予防区市町村サポートセンターセンター長、研究員
小島操[コジマミサオ]
東京都老人総合研究室介護予防区市町村サポートセンター介護支援専門員
池田惠利子[イケダエリコ]
いけだ後見支援ネット代表。東京都老人総合研究所介護予防区市町村サポートセンター客員研究員
川端伸子[カワバタノブコ]
東京都老人総合研究所介護予防区市町村サポートセンター社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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