内容説明
本書は「眼が開けにくく、眩しい場所に出るとものが見づらくなる」眼瞼けいれんについてわかりやすく解説した良書である。医学的にも非のうちどころのない正確さをもち、現代のストレス社会においてまだまだ正しい診断を受ける機会が少ない病気についての初めての解説書である。
目次
「眼瞼けいれん」ってどんな病気?
眼瞼けいれんの原因は?
眼瞼けいれんの症状は?
眼瞼けいれんはどうやって診断する?
眼瞼けいれんとまぎらわしい病気
眼瞼けいれんの合併症
眼瞼けいれんの治療法は?
ボトックスの作用は?
ボトックスはどこに注射するの?効果は?
著者等紹介
清澤源弘[キヨサワモトヒロ]
1978年東北大学医学部卒業、同大学院修了、医学博士。フランス原子力庁研究員、ペンシルバニア大学神経学フェロー、ジェファーソン大学ウイリス眼科病院神経眼科フェロー、東北大学講師、東京医科歯科大学眼科助教授を経て清澤眼科医院開設。東京医科歯科大学臨床教授、順天堂大学非常勤講師。専門は神経眼科学、PET(ポジトロン断層法)の眼科的応用の研究、視覚電気生理学の研究。日本眼科学会会員、日本神経眼科学会理事。2006年国際神経眼科学会(INOS)副会長
若倉雅登[ワカクラマサト]
1980年北里大学大学院医学研究科博士課程修了、医学博士。グラスゴー大学シニア研究員、北里大学医学部助教授(眼科学担当)を経て2002年11月より、医療法人社団済安堂井上眼科病院院長、東京大学、北里大学非常勤講師。2005年4月から千代田眼科医会会長も務める。専門は主として神経眼科(眼窩、斜視を含む)およびぶどう膜疾患。2006年11月国際神経眼科学会(INOS)会長。日本眼科学会評議員、日本神経眼科学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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