写真の裏の真実―硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択

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写真の裏の真実―硫黄島の暗号兵サカイタイゾーの選択

  • 岸本 達也【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 幻戯書房(2011/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901998833
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

激戦地・硫黄島から生還した「最も重要な捕虜」。敗戦から占領政策へ、一枚かんだ男の葛藤。太平洋戦争における、ひとつの「闇」を追跡する。日本民間放送連盟賞テレビ報道番組最優秀、文化庁芸術祭優秀賞(テレビ部門)受賞。異色のドキュメンタリストが、そこでは描ききれなかった深部を抉り出す、書き下ろしノンフィクション。

目次

第1章 遠影
第2章 戦友
第3章 資料
第4章 継続
第5章 記憶
第6章 渡米
第7章 尋問
第8章 関心
第9章 抵触
第10章 沈思
第11章 告白

著者等紹介

岸本達也[キシモトタツヤ]
1974年兵庫県生まれ。同志社大学文学部卒。1999年静岡放送入社。二年間の営業局勤務を経て、現在、報道局情報センター所属、報道記者。ディレクターとして、2007年『180枚の自画像 夭折の画家・石田徹也』(第二七回地方の時代映像祭佐藤真賞・優秀賞、第四四回ギャラクシー奨励賞)、2008年『それでもぼくは走り続ける 47回目のラストスパート』(民間放送教育協会平成十九年度文部科学大臣賞)、同作をリメイクした『家族の肖像 47回目のラストスパート』(第二八回地方の時代映像祭村木良彦賞・優秀賞、第四六回ギャラクシー奨励賞)、2009年『日本兵サカイタイゾーの真実 写真の裏に残した言葉』(日本民間放送連盟賞テレビ報道番組最優秀、第二九回地方の時代映像祭グランプリ、第六四回文化庁芸術祭優秀賞、第四七回ギャラクシー選奨、第五回日本放送文化大賞グランプリ候補番組、第三四回JNNネットワーク協議会賞特別番組賞)などを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ともち

19
夫からのすすめ。報道記者の取材記録。硫黄島で捕虜となった日本兵が米兵に託した写真を返却するため、日本兵の行方を捜す、ただそれだけのはずが、ある二十代の若者の苦渋の決断が明らかになった。私には苦手な分野だが読んで良かった。2018/07/17

ケニオミ

3
硫黄島で捕虜になった日本兵の消息探しのルポルタージュです。硫黄島で戦った米国人が亡くなる前に本人または遺族に返還するよう息子に託した写真。その写真には捕虜になった日本兵の妻と幼い子供が写っており、写真の裏には捕虜の名前と仏語の文字が記されていた。名前、出征前の住所、所属部隊名などが揃っていたため、簡単に突き止められるはずだったが・・・。写真の裏の言葉が、元捕虜がこれから自分に降りかかる苦しみを予言して記したことを知り、胸が苦しくなりました。私の父が先の大戦の経験を一言も語らず亡くなった姿と重なりました。2012/02/18

hatayan

1
アメリカ軍に投降した暗号兵が、生き残るために自分の暗号兵という立場を利用して日本軍の機密にかかる情報を提供していたことを突き止めたノンフィクション。 生きるか死ぬか決断を迫られたときに、属していた日本軍に殉ずるのか、柔軟な判断をもってその先を生きるのか、答えが簡単には出ないことをこの作品は突きつけます。 組織のために自分を犠牲にするよりも、将来や残された家族のことを思って生き延びるのが賢明なのか。自分ならどうするか、読後も自問自答させられます。2016/09/15

おぎん

1
硫黄島で捕虜になった日本兵の写真にまつわる話、人に歴史ありとはこのことだと思う。2012/02/17

0717

0
【激戦地・硫黄島で日本兵捕虜から米兵に託された1枚の写真。その写真の返還過程で浮かび上がる真実とは。太平洋戦争における、ひとつの「闇」を追跡する。】満面の笑みを浮かべた女性と男性の写真、その男性であるサカイタイゾー氏の消息、来歴を調べる内に思いもよらない人生が浮かび上がる。ミステリー小説を読むような面白さがありました。2012/08/28

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