目次
はじめはまじめ
便利なほどクタビレル
人間は猫ほど進化していない
バッカジャナカロカでもなし
整理整頓は習いになるか
猫になれず、虫になりたがる
ワガママの覚悟
怠け者の人徳
成長著しく動作も活発
掟破りの怠け者〔ほか〕
著者等紹介
松山巖［マツヤマイワオ］
１９４５年東京生まれ。東京芸術大学美術学部建築科卒業。作家・評論家。『乱歩と東京―１９２０都市の貌』（日本推理作家協会賞）『うわさの遠近法』（サントリー学芸賞）『群衆―機械のなかの難民』（読売文学賞）、小説『闇のなかの石』（伊藤整文学賞）など著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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阿部義彦
24
幻戯書房の本です。BOOK・OFFで見つけました。2010年の発行。著者は今は亡き山本夏彦さんとも交友があり、よく一緒に鰻を食べたとこの本で書いてます。なるほど駄目な人であるようです。2016年のオリンピック招致に失敗した事について、喜んでいますが、2020年の東京オリンピックで如何にも無駄金がじゃぶじゃぶと費やされて、政治の道具とされるのを知ったらなんと思うのだろうか？なんて思いながら、読み終わりました。自宅で積み上がった本との格闘の話が他人事でなく面白かったです。2018/03/08
石井は生きている
4
よい。／「怠ける」がテーマではあるが、それを軸に様々なトピックが、古今東西の文章の引用や、自身の周囲の事柄を引き合いに語られる。「怠ける」を軸にこれほどに多様な事柄を語り、それを一冊の読み物としてまとめる文章力が際立っていた。何より著者の終始とぼけたような語り口が心地よい。／楽しくてナンボである。2013/03/14
jinkan_mizuho
3
｢怠ける｣という言葉は、日本人にはマイナスイメージをもたらす。その 語にプラスというか、効用というか……f(^_^;。ともかく、斬新なエッセイである。2013/07/28
メルセ・ひすい
3
13-90赤35人間さまは…諸々の発明様に囲まれてしまいました･･そいつら様のせいで･･このところ疲れ果てて神経様をやんでしまいました｡とくに大和民族とかいう連中は重症です…怠けなさいｲｲｶﾗいいからナマケナサイ…猫はじつに怠け上手な動物です｡ そうです日本のみんな！ねこ様を見習いなさい｡寝ているか､遊んでいるか、餌をたべているか､餌がなければ飼い主に甘え､ときには遊びたがってじゃれつく｡その癖､自分の関心がなくなると､そっぽを向く｡ワガママで怠けているばかり｡でも可愛がられるし､ｶﾜﾕｲｰｰんﾀﾞーもん2010/05/23
takao
2
ふむ2022/09/25
