内容説明
寺山修司が「身捨つるほどの祖国はありや」と詠んだわずか十数年前、必死の特攻作戦に志願し、祖国を、愛する者を守らんと、沖縄の海に散った青年がいた。死にゆく青年を愛した少女がいた。23歳で征った青年の気高き士魂。
目次
若葉の道
叛乱
飛雪紛々
冬の詩
自ら決するの時機
ますらをの首途
心ままなる空の子
以上呉々も
業の花びら
奥羽越列藩同盟の朝〔ほか〕
著者等紹介
福島泰樹[フクシマヤスキ]
1943年、東京市下谷区に生まれる。早大卒。歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。肉声の回復を求め「短歌絶叫コンサート」を創出、1200ステージをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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