内容説明
現代の消費者はどう行動しているのか。「多様化する消費生活に関する調査」の多角的な分析と理論研究の成果を問う。
目次
第１章 倫理的消費者の意識構造―フェアトレード商品の購入要因の分析を通じて
第２章 グリーンコンシューマリズムの現状―高まる環境保護意識と通底する消費主義の狭間で
第３章 社会性の高い消費者の特徴と今後―社会的消費者の意識・行動の年代別分析
第４章 消費主義者の政治問題関心―私生活化の展開／からの転回？
第５章 社会階層による消費水準の差異―消費に社会階層間格差は生じているのか？
第６章 大都市における社会関係と消費志向―友人数に着目した都市消費文化研究
第７章 「抗リスク消費」と自己充足的消費―リスク社会における「健康リスク」の分析を通じて
第８章 抗リスク消費の諸類型―リスク回避に関する消費行為の論理
著者等紹介
間々田孝夫［ママダタカオ］
１９５２年富山県生まれ。１９７９年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、立教大学社会学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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