内容説明
社会的存在としての企業は、企業活動の中で生み出される外部不経済を負担することなくして存続することはできない。CSRに関するさまざまな見解を検討しつつ、W.Kapp以来の社会的費用論の視点とM.Friedmanの主張からCSRを学際的に論じ、現代企業論の新しい視座を提供する。
目次
第1章 序論
第2章 CSR概念の基礎理論と定義
第3章 CSR概念と社会的費用
第4章 CSR概念と社会規範の変化―静態的CSR、動態的CSRの提起
第5章 CSRを機能させる株式会社制度と資源の最適分配
第6章 結論
著者等紹介
粟屋仁美[アワヤヒトミ]
大学卒業後、自動車メーカーに勤務ののち、比治山大学短期大学部総合生活デザイン学科講師(2001年)を経て、同大学短期大学部総合生活デザイン学科准教授(2006年より)。2007年立教大学大学院ビジネスデザイン研究科修士課程修了、2010年同研究科博士課程後期課程修了。博士(経営管理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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