感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェ・ブンブン
22
映画監督として尊敬しているヤン・シュヴァンクマイエルの仕事がつづられている貴重な資料。実写と切り絵アニメーションの融合にかかる膨大な労力。それをなし得たときに得られる凄まじい世界観はやはり憧れる。白黒写真の前で演じる技法は使ってみたいぞ!2014/04/10
りえこ
12
映画はまだ観ていないのですが、世界観が視覚でものすごい勢いで入ってきて圧倒されました。少し気持ち悪かったり、引いてしまうものもありますが、象徴的でインパクトがあり、夢ってこういうものだなと思いました。映画も観たいです。2018/03/01
parakeets
3
シュヴァンクマイエルのおどろおどろしいイメージばかりを殊更に強調しない編集に好感を持ちました。この手の本で、あまりに一面的な仕方で作家が紹介されており鼻白んでしまうことが少なくない。その中にあってこんな風にさっぱりした本は貴重だと思います。たとえば絵コンテを掲載したページのバックが水色だったりする。ただし個々の図像は笑ってしまうほど強烈。こうしたギャップを気持ちよく楽しむことができました。2011/08/11
紅独歩
1
70歳を超えてなお瑞々しいシュヴァンクマイエルの新作「サヴァイヴィング・ライフ」の製作術に迫る一冊。映画冒頭でヤン自らが「子供だましの技法」と述べているが、騙されてはいけない。脚本から絵コンテ、俳優の演技、その写真をパソコンに取り込みデータ化した後、さらにプリントアウトして切り取り、アニメにするという膨大な手間がかけられている。「すべてを芸術のために捧げよ」と言わんばかりの強固な意志がここにある。2012/02/19
梟をめぐる読書
1
映画『サヴァイヴィング・ライフ』のシナリオ、絵コンテ、脚本など。コンピューターで作業するヤンの姿にちょっぴり違和感。2011/07/29