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内容説明
ジョン・ルーリー、20年の沈黙の後に。ミュージシャンとして、俳優として、80年代を駆け抜けたあの異才が難病と向き合うためにすべてを捨てて選んだのが、「絵を描くこと」だった。彼の絵は、この不条理な世界に向き合う静かな勇気を与えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
59
俳優として『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の顔しか知らなかったが、現代美術家として訴えかけるような心象風景を集めた画集。2021/02/17
筋書屋虫六
1
随分久しく画集を買ったりしてませんでしたが、なんだか衝動買いしてしまいました。80年代、ジャームッシュの映画でみたジョン・ルーリー。ミュージシャンでもあったけど、そのあと20年…難病と闘いながらずっと絵を描いていたそうです。命や精神(時に狂気?)の曖昧な輪郭にぴりぴりと接触しているような一枚一枚の絵。G・ワタリで開かれていた個展はアンテナが鈍くて見に行かないでしまったけれど、時の話題と無関係に1人の画家に偶然出会って、その画集を手に入れたというのが新鮮な嬉しさ。2010/11/14