内容説明
マクレリーは、もしゃもしゃした黒い毛並みのオーストラリアン・テリアです。ふだんはドナルドさんのおうちで気ままに暮らしています。ある日、ちょっとお茶目なこの人気者が、おうちを抜けだし、るんるん気分でお散歩を始めました。すると友達のマスティフ、ダルメシアン、オーストラリアン・シープドッグ、ダックスフントなどが同じようにおうちを抜けだし、ぞろぞろ後をついてきます。すっかり気をよくしたマクレリーは、皆と一緒に下町を過ぎ公園を抜け、とうとう町はずれまでやってきました。ところが、そこには…。
著者等紹介
ドッド,リンリー[ドッド,リンリー][Dodd,Lynley Stuart]
ニュージーランドで最も著名な絵本作家。ストーリーと挿絵の両方を手がける。1941年ロトルアに生まれ、タウランガ・カレッジ、エラム美術学校、オークランド教育大学などに学び、クイーンマーガレット・カレッジで美術を教える。1973年「うちのねこ はこだいすき」(イブ・サットン作)の挿絵でデビューし、作者とともにニュージーランド図書館協会エスター・グレン賞を受賞する。1983年に出版した「もしゃもしゃマクレリーおさんぽにゆく」の成功によって一躍国民的な人気作家の座を獲得、韻を踏んだ覚えやすくリズミカルな文章と小さな子どもたちの目線を知りつくした洗練された挿絵が多くの子どもたちを魅了しつづけている。マクレリー・シリーズは子どもたちが学芸会で最も好んで演じる題目でもある。イギリス、カナダ、南アフリカなど英語圏での知名度が高く、20点を上回る作品の総発行部数は200万部を超える。上述のエスター・グレン賞のほか、ニュージーランド図書賞(挿絵部門・1981)、ニュージーランド絵本賞(1984・1986・1988)、ニュージーランド記念メダル(1990)、AIM児童図書賞(絵本部門・1992)、マーガレット・マヒー賞(1999・2002)などを受賞。同国北島のタウランガ市在住
たまのまさと[タマノマサト]
長野県に生まれる。慶応義塾大学文学部卒業。在学中から子どもの本に関心をもち、1960年代に始まる翻訳絵本の隆盛を見守り続ける
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