出版社内容情報
古典落語の本格派による、極上の落語エッセイ。人気の高い人情噺をベースに、親孝行・義侠心・気風の良さ・おせっかい・長屋の助け合いなど、今では忘れられがちな人の心の温かさについて語る。
開口一番
文七元結
お仲入り
唐茄子屋
しっとりと華がある高座そのまま、鳳楽師匠ならではの人情エッセイ。人は決して、人情や心意気を忘れたわけではない。世知辛い今の世の中だからこそ、落語を通して心を和ませたい。そんなときにピッタリの1冊です。
内容説明
古典落語の本格派がいざなう噺の世界と人の心の温かさ。
目次
開口一番
文七元結(義理の親子の義理人情;親のために身を売る娘;親孝行にほだされる ほか)
お仲入り(あったかい近所づきあい、の「子ほめ」;困ったときはお互い様、の「帯久」;ストレス社会には聞き上手、の「刀屋」 ほか)
唐茄子屋(困った若旦那;厳しさは本人のため;若いときには真っ黒になって ほか)