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内容説明
今日、一方でコンピュータやインターネットを中心とするICT教育の流れがあり、他方で主に放送分野で進められてきたメディア・リテラシー運動の流れがある。それらはきわめて似た教育でありながら、理論的にも実践的にも接合されていたとはいいがたかった。本報告書ではこれらを統合するとともに、新しい時代のメディア・リテラシー教育のあり方を提示し、その指針を示した。
目次
第1章 「メディア・リテラシー教育」とは何か(「メディア・リテラシー」という考え方をめぐって;「メディア・リテラシー」概念の形成 ほか)
第2章 メディアから見た「メディア・リテラシー」(「メディア批判」としてのメディア・リテラシーに応えて;テレビはこうしてできる ほか)
第3章 教室を越えたメディア・リテラシー教育―パートナーシップを中心に(メディア・リテラシー教育のためのパートナーシップ―イギリスの実例から;メディア・リテラシー教育のためのパートナーシップ―デンマークの実例から)
第4章 メディア・リテラシー教育の磁場―民主的なコミュニケーションの構築に向けて(メディア・リテラシー教育の源泉;メディア・リテラシー教育の歴史的変遷―ユネスコの事例を手がかりに ほか)
第5章 高校におけるメディア・リテラシー教育の現状(はじめに―ある生徒の感想;メディア・リテラシーのわかりにくさ ほか)
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- 樹林 〈01年11月〉