内容説明
今解き明かされる、讃岐うどんブームと麺通団前史。讃岐うどんファンのみならず、世のビジネスマンにも読んでほしい一冊。笑い満載。
目次
1 異色のタウン情報誌(転身;「笑いの文化人講座」;そんなわけ、ねーだろ!)
2 恐るべきさぬきうどんANNEX(善通寺の豪腕―善通寺市・白川うどん;西端の防人―豊浜町・上戸うどん;若手軍団の長老―善通寺市・清水屋 ほか)
3 ケアンズの休日(プロローグ;わくわく動物探検ツアー;グリーン島1日アドベンチャー ほか)
著者等紹介
田尾和俊[タオカズトシ]
1956年、香川県三豊郡詫間町(現三豊市)生まれ。関西学院大学卒業後、広告代理店に入社。82年、香川県内のタウン情報誌『タウン情報かがわ』((株)ホットカプセル)編集長に就任。89年、香川県の針の穴場うどん店探訪集団「麺通団」を結成し、探訪記「ゲリラうどん通ごっこ」の連載を開始。これが讃岐うどんブームの発端になった。99年、功績が認められ高松市文化奨励賞を受賞。2002年3月、退職。現在、四国学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タカラ~ム
5
「うどんの人?それだけじゃない田尾和俊」というわけでもないだろうが、本書のメインはうどんの話じゃない。回転寿司店にいくと居合わせたおばちゃんから「あんた、うどん以外も食べるんな?」と言われるらしい田尾団長の原点は、自らが編集長を務めていた「タウン情報かがわ」の読者投稿企画「笑いの文化人講座」であり、本書にはそのエピソードが満載なのである。あと、オーストラリア観光で遭遇した面白ツアーガイドの話も、お腹を抱えて笑ってしまう。2015/09/24
ともぞう
2
1?とは違って全く(でも無いけど)うどんとは関係ない話。 ますます、香川県の人にしかわからないネタ満載。 県外で売れているのだろうか? ネタわかるので、受けましたよ。2013/05/17
おさむん
0
讃岐うどんの話はあまり出てきません。第3章の「ケアンズの休日」メッチャ面白いです。現地ガイドのギャグセンスが最高! 団長(田尾和俊氏)とその他登場人物のゆるーいボケとツッコミ会話も大好きです。2017/09/20
ふぇび
0
うどん入門書でもなく、麺通団入門書というか田尾団長入門書ですね。 麺通団ファンなら楽しく読めますよ。2011/12/23
namegepo
0
さぬきうどんガイドを期待すると肩透かし。だが他の話題が濃い。 今でこそ地方の時代ーそれも使い古されたーと言われるが、大都市賛美甚だしい80年代においてローカルな盛り上がりを創成したことは、今でも参考になるし、今だから考えることもあって深い。 ぜひ、「地方における盛り上がりの創成と讃岐うどん」とかの題で講演してほしい。 2023/04/09