内容説明
独自の歴史的・文化的背景によって育まれてきた、沖縄固有のライフスタイル。「沖縄の日常は本土の非日常、沖縄の常識は本土の非常識」とばかりに、あれよあれよと「親切の波」にもまれる著者の姿は滑稽であり、同時になんの躊躇もなく「非」から「是」へシフトチェンジできる姿には逞しさを感じる。ウチナーンチュはニヤリと笑い、ヤマトンチュは目から鱗がごっそり落ちる。間違いない。
目次
第1部 沖縄カルチャーショック―住む(暑くて青いとこ;アパートを決めるまで;老人とコーク;生活道具の揃えかた;電話代は500円 ほか)
第2部 旅する沖縄―うまいものさがし(玉城村を懐かしみつつ南部エリアをめぐる旅;本部ネタ検証の旅;ミンチの日;がんばるやんばるドライヴィン;そしていつもの那覇)
著者等紹介
浦谷さおり[ウラタニサオリ]
1973年生まれ。神戸大学在学中に震災に遭い、なんとか生き延びたが中退。その後雑誌を中心にフリーのイラストライターをしながら、出版社勤務、家業の喫茶店、美術研究所講師、旅行会社の添乗員、Webデザイナーなど多様な職遍歴を持つ。神戸市在住
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