目次
1部 子どもの心に語りかける教師たち:自分の中に変化を発見(子どもたちが自分の事を好きだと思える表現教育の授業をめざす;『楽しさあふれるプロセス』または『楽しむプロセス』;図画工作科 平面表現における子どもの「探求」のプロセスを考察する)
2部 教師が授業を組み立てるとき、子どもたちはどのように自分の“表現”を発見するか(授業の前にすべきことは何か;子どもたちが“自らの表現”を生み出すための授業づくり;子どもたちが“自らの表現”を発見したとき、どのような地平が生まれてくるか?)
3部 表現教育をプロセスとして組み立てたとき、何が可能となるか(表現教室の実践から見えてきたもの;「自分で自由自在にデザインできる」美術という感動を求めて;「造形遊び」と「図画工作科」教育の課題;図画工作・美術の教育プロセス対比や対極的な思考を活用することについて)
4部 現代の表現教育を人間の「知恵」によって開花させる(表現教育を構造的積み重ねとして組み立てたとき、何が可能となるか;フランス初等学校における視覚に頼らない「触れる絵本」の存在を体験し、制作する表現教育;発想やアイデアを引き出し自己表現力を高める教育プロセスについて;人間は喜びに向かって伸びる)
著者等紹介
鈴木幹雄[スズキミキオ]
昭和27(1952)年生。現在、神戸大学発達科学部教授。専門:美術教育学・教育学
長谷川哲哉[ハセガワテツヤ]
昭和21(1946)年生。現在、和歌山大学教育学部教授。専門:芸術教育学・美的教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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