内容説明
外反母趾の手術までして歩き通した750kmの巡礼の道。その翌夏、私は体験者だけができる巡礼宿でのボランティア活動をしていた。日々めぐり合う巡礼者に私は何を与えてきたのだろうか。彼らが本当に求めているものは何か。自問自答の末に気付いたもの、それは「優しさ」だった。1999年1月6日、成田空港からスペインを目指して飛び立ったシニアが選んだ第二の人生とは…。
目次
連絡がとれた
研修を受ける
見習いオスピタレーラ
オスピタレーラの日々
著者等紹介
山下絢子[ヤマシタアヤコ]
1938年静岡市生まれ。船橋市市民。同志社大学文学部卒業。1999年から年金生活者としてスペイン(セビリア)に滞在中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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