目次
プロローグ
第1章 役割分担を考え直そう
第2章 男は支配する?
第3章 家事は男に向かないのか?
第4章 妻への愛情
第5章 夫にも家事をしてもらう
第6章 主婦業とは何だろうか
第7章 家事日記から―家事にかかる時間は?
第8章 男にも家事はできる
エピローグ
著者等紹介
淵上勇次郎[フチガミユウジロウ]
1948年佐賀県生まれ。1977年京都大学大学院経済学研究科博士課程満期退学・京都大学博士(経済学)。高崎商科大学流通情報学部教授。大学では「暮らしと経済」「日本経済論」の科目を担当し、21世紀にふさわしい「幸せの経済学」を求めて研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みゃーこ
48
主婦業は第二次大戦後誕生した。戦前までの日本は今日に比べほとんど農業社会であり、農業は姑も嫁も一家の働き手だった。戦後高度成長期に伴いサラリーマン社会が形成され始めて誕生し、扶養手当などの各種制度が後押しした。今日ではむしろ専業主婦は少数派になっているが家事、育児、介護等のアンペイドワークへの負担は相変わらず女性が主。昨今女性活用と叫んでも回復しない少子化はこうした女性ばかりに無理を強いる時代錯誤なジェンダー論も一役買っているのかもしれない。男性による著者の家事は女性と遜色なく参考になる工夫いっぱい。2015/06/06
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