内容説明
本書は、2004年から刊行している「別冊女性情報・シネマライブラリー」のVol.4として刊行、2005年1月から12月に劇場公開された全女性監督作品を含む57作品を収録している。作品については、月刊「女性情報」に掲載した作品と執筆者による追加原稿で構成。2006年版より「話題の男性監督作品」、執筆者による「女性映画2005年ベスト5」のPARTも設けた。
目次
1 女性映画2005年ベスト5(ベスト5・小藤田千栄子;ベスト5・林冬子 ほか)
2 05年公開の女性監督作品・外国映画(もし、あなたなら―6つの視線;陽のあたる場所から ほか)
3 05年公開の女性監督作品・日本映画(アニムスアニマ;母のいる場所 ほか)
4 05年公開の話題の男性監督作品(ビューティフル・デイズ;ミリオンダラー・ベイビー ほか)
著者等紹介
小藤田千栄子[コトウダチエコ]
1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。映画雑誌『キネマ旬報』編集部勤務を経て、76年よりフリー。映画は女性映画を中心に、演劇はミュージカルを中心に取材し、映画演劇評論家として広く知られる
林冬子[ハヤシフユコ]
東京生まれ。津田塾専門学校卒。1969年『映画情報』編集長、77年からフリーで映画に描かれたジェンダーを中心に映画評論活動。91年~96年、江ノ島女性映画祭コーディネーター
松本侑壬子[マツモトユミコ]
十文字学園女子大学教授/映画評論家。鳥取県生まれ。津田塾大卒。1968―99年共同通信社記者。映画を通してジェンダーや家族問題を考えるエッセイ、評論、講演などでも活躍している
吉田真由美[ヨシダマユミ]
1949年富山県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。69年より映画評論業
大竹洋子[オオタケヨウコ]
東京国際女性映画祭ディレクター。1935年横浜生まれ。日本女子大学国文科卒。75年岩波ホールに入社、企画室長としてエキプ・ド・シネマ運動に携わる。95年退社後は女性映画と中南米映画の紹介に力を注ぎ、各地での女性映画祭を手伝う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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