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内容説明
人気ブログ「なんでも作るよ。」がついに書籍化。『装甲騎兵ボトムズ』スコープドッグ、巨大ロボを本当につくった男の記録。
目次
ブログと巨大ロボが与えてくれたもの
1/1スコープドッグ製作日誌
胴体
頭部
右腕部
腰部
脚部
足部
左腕部
組み立て
完成
大河原邦男×高橋良輔×塩山紀生 22年目、「1/1」との邂逅
アニメ『装甲騎兵ボトムズ』の世界
アイアンモデラーへの道
作者・倉田光吾郎との一問一答
なんでも作るよ。
ブロガー&モデラーからのコメント
FIAT500の話
キャタツの話
友人Tとフォークの話
ツクッタコト
著者等紹介
倉田光吾郎[クラタコウゴロウ]
1973年、東京に生まれる。父が同年に始めた西洋鍛冶を、自宅の庭に見ながら幼少時を過ごす。91年に初の鉄作品を制作、92年に初の個展を開催。その後、舞台装置家・小林優仁に師事、オペラの世界と平行し、自身の制作活動を続ける。現在は、ジャンルにこだわらず“ツクルコト”をテーマにしたサイト「なんでも作るよ。」を展開、同名のブログ、同趣旨の活動と供に好評を博している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
8
☆ 鉄で様々なものを作るアーティストの倉田光吾郎さんのブログ「なんでも作るよ。」の単行本。1983年のTVアニメ以降、現在でも人気のある「装甲騎兵ボトムズ」に登場する身長4mの人型兵器「スコープドッグ」を1/1サイズで作った製作記。鉄を切って、熱して、叩いて、曲げて、溶接して・・・とあらゆる加工技術を活用して巨大な物体を創り上げる過程は子供の頃のプラモデル作りを大きくしたようなワクワク感。完成品は鉄なので2トンにもなったそうです。筆者の光吾郎さんは本当に鉄が好きですね。情熱が伝わってきます。2010/11/26
すけきよ
4
ブログの書籍化。ロボット(大型汎用人型機械とでも言うべき?)ものは興味ない上に、『ボトムズ』は全く見たことないんだけど、物作りの課程はどんなものでも好きだし、純粋に金属加工は憧れるので、ひじょうに楽しめた。それにしても、4メートルはでかいね。2009/06/14
nasuken
1
1/1スコープドッグができるまでの記録。作る技術があるのもすごいけど、本当に作ってしまう情熱の方がもっとすごい。2013/09/05
あーぼう
0
スコープドッグがクラタスに昇華した時点からの遡り読み返し。 著者の倉田さんが日経ビジネスオンラインのインタビューで語っていた、リアルなモノができてからのほうが本当の仲間が募りやすいというのは身につまされた。構想段階では本気度が不足しているからなのだろう。ハード、ソフトともに、「創りたいから造る」という「モノ造りの真髄」が伝わってくる。それはとことんアーティスティックであり、量産というビジネスにはほど遠いところに位置しているが、そこからしかブレークスルーは生まれないよ、と伝えているようだった。2016/01/03
Anne
0
たぶん、発売直後にプレゼントでもらって読みました。 鉄って金を失うって書くねっていう、おばちゃん?の言葉が残ってますw でも、こういう人好きだな。2013/07/26
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