内容説明
お金持ちになりたければ、まずお金を好きになってみて下さい。だけど、きれいなお金を好きにならなくてはいけません。
目次
赤ウサギとの出会い
お金、お金、お金ってなんだろう
ボロはあげるよ、新しいものをちょうだい
お金がお金をかせぐ
パパの衝撃的な宣言
勇気のある人がお金持ちになれる
インターネットのとびらを開いた「エダミのフリーマーケット」
お金は借りず、お金は貸さず
きれいなお金汚れたお金
夢をためる通帳
エダミ、有名人になる
エダミのママに聞きました
アンケート 日本の子どものおこづかいと経済教育の現状
自分の身は自分で守らなければならない時代
著者等紹介
キムソンヒ[キムソンヒ]
童話作家
桑畑優香[クワハタユカ]
1968年茨城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後アメリカに留学し、韓国人と友人になったことをきっかけにソウルへ。延世大学語学堂、ソウル大学政治学科で学ぶかたわら「AERA」「週刊プレイボーイ」「世界」「週刊ダイヤモンド」などに寄稿。帰国後はテレビ朝日「ニュースステーション」ディレクター(オフィス・トゥー・ワン所属)を経て、現在はライター・翻訳・テレビの企画・リサーチなどの活動をしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
「お金をためる」は賞賛されていても、子どもががめつく「稼ぐ」ことは賞賛されない。それは韓国も一緒なのかなあ…「お金は汚い」「大人に任せなさい」という風潮が普通な気がします。私も娘と「給料制」を実施したことがありましたが、夫が良い顔をしませんでした。イーロン・マスクのような人が権力を濫用する時代に、子どもたちに「お金なんか心配しないで無邪気でいなさい」と言い続けるのは難しいです…。2025/03/12
yumiha
37
小6男子のクリスマスプレゼント候補本。幼稚園が貯金をさせる教育を行っているのに、まず驚く。それを元に小学校入学を機に自分の通帳を持ち、利息を知る。某銀行の利息なんて5万を1年間預けてたったの1円だった日本とは違って利率がよさそう。節約、家のお手伝い、フリマ、ネットフリマなどで、めでたく6年時に100万円!読みながら、我が子へロクに経済教育をしなかった(毎月小遣い帳を点検してから翌月分を与えただけ)ことを反省させられた。その時々のママのアドバイスが的確。だから本書は、子どもよりも保護者が読むべき本だと思ふ。2024/11/21
morgen
2
お金をまっとうな方法で貯めて、夢を実現しようと教えるお話。計画的にお金を使うことを子どもに教えるのに良い本だと思うものの、小学生には薦めない。友人に貸した金を返してもらったとあるのに、まだ貸しているような記述があって混乱したし、皆さんも書いているように韓国文化との違いを理解していないと戸惑ってしまうような体罰や暴力のシーンがあるので。2021/03/26
2時ママ
2
次女 小4 ひとり読み。2020/04/04
すずめ
1
読んだ後・・・考えました。実際に韓国の女の子がお金について考え、100万円貯めたお話。自分の無駄遣いが恥ずかしくなりました(^_^;)子供に財産は残せなくても、きちんとした経済観念を残すことはできると、彼女の母親のコメントにありました。子供に教える前に、自分のお金の使い方を見直さないと・・・2009/06/11