内容説明
ホームから走り去る想い出のあの列車たち―みかん畑のなかを、清水の湧き出る山中を、光と風のなかを。地元の人々とともに走り続けてきた列車たちのなつかしい息づかいが聞こえてくるユーリード・アーカイヴズ第3弾。「ローカル鉄道の風景東日本編」に続くシリーズ続編。
目次
富山地方鉄道―日本海から北アルプスへアプローチ
北陸鉄道―加賀一帯に割拠した小私鉄の名残
京福電鉄福井鉄道部―東尋坊、永平寺、九頭竜川が導いた鉄道
福井鉄道―北陸本線を競合相手に生きる都市間鉄道
豊橋鉄道渥美線―渥美半島を駆ける
近鉄軽便鉄道―大私鉄に残る線路幅762ミリの軽便鉄道
名鉄揖斐線―丸窓電車が市内線まで乗り入れた軽便の名残路線
京福電鉄―洛外の名所を巡る
近江鉄道―旧型電気機関車が多数在籍
加悦鉄道―ニッケルを運んだ明治5年製造のSL〔ほか〕
著者等紹介
遠藤純[エンドウジュン]
1950年東京都生まれ。1975年東京造形大学卒業。芸術新聞社をへてフリーとなり、以後『太陽』、『別冊太陽』、『サライ』、『男の隠れ家』ほか雑誌、出版を中心に活動
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