リアル企業ブランド論―10年後を見据えて今やるべきこと

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901823951
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

内容説明

100%具体論。企業ブランド構築の原点がここにある。現場から紡ぎ出された、リアルなブランド構築論。

目次

第1章 消費者の頭の中にあるブランド(大事だと分かっていても、育たないブランド;今日のブランドとは;ブランドを取り巻く三つの失敗;ブランド担当者の心得5カ条;とらえどころのないブランドを可視化する「ブランド・ジャパン」)
第2章 今どき企業のブランド戦略(イノベーティブな風土が成長の原動力―グーグル株式会社;ケンカするほど情熱を米菓に注ぐ―亀田製菓株式会社;ブレない理念が課題を明確にする―クックパッド株式会社;ブランディングは顧客満足度の向上につながる―株式会社ファミリーマート;ブランドの構築に完成はない―株式会社村田製作所;商品力の終結が会社の力になる―小林製薬株式会社;消費者志向とは迎合ではない―雪印メグミルク株式会社;看板変えても理念は変えない 百年企業の挑戦―パナソニック株式会社)
第3章 震災に見た、企業の有事対応力(震災後に実施したブランド想起調査;調査結果は、有事の企業活動の指針となる;震災直後に行動した企業が消費者の記憶に残る;上位企業に共通する想起理由は何か;ブランドとの関係性と上位企業の今後の行方)
第4章 ネット&グローバル時代のブランド戦略(市場変化に対応できるブランドとは何か;求められる三つの対応力;「ブランド・ジャパン」から派生した海外調査プロジェクト)

著者等紹介

吉田健一[ヨシダケンイチ]
株式会社日経BPコンサルティングブランドプロジェクトマネージャー。1975年静岡県出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本ユニシス勤務を経て日経BP社入社。2001年より始まったブランド評価調査「ブランド・ジャパン」では、プロジェクト初期から携わり、日本最大規模のブランド評価調査に育て上げる。2004年より現職。現在、企業や大学のブランディングに関する調査、コンサルティング業務に従事するかたわら、各種メディアへの記事執筆、セミナー講師なども務める

片平秀貴[カタヒラホタカ]
丸の内ブランドフォーラム代表。1970年、国際基督教大学教養学部を卒業。東京大学大学院、大阪大学経済学部講師、助教授、東京大学経済学部助教授を経て、1989年より2004年3月まで東京大学大学院経済学研究科教授。2004年より現職。その他、米国ペンシルバニア大学ウォートン・スクール客員教授、カリフォルニア大学バークレー校客員教授等を歴任。現在、上記のほかに、『マーケティングホライズン』(日本マーケティング協会刊行)編集委員長(2010~)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

4
大企業のブランド戦略、そして東日本大震災後に行った企業としての立ち居振る舞いぶり。本書に登場する人々は広報やマーケティング部門で責任ある立場の人達が中心ですが、見事な程にその企業の色を表していました。企業も社会の大きな構成要素であるが故に、ユーザーのみならず働く人にも好まれる存在である事は大切ですよね。人々が気持ちいい生活を送る為に。2014/08/02

しゅんぉぅ

1
現状の自分の業務の足しになるか?と読み始めてみたが新規事業のヒントとなる事例もあり興味深く読めた。ただし取り扱う事例が多いので各論まで深く語っている箇所はなく、気になる事例は個々に深堀しないと実戦では役に立たないと思われます。2013/04/08

takako

1
まさに今の自分の仕事、BMの話を分かりやすいインタビューと共に書いてある。モチベーションちょっと上がった。2012/04/25

RIE5

0
規模の大小を問わず、ブランド戦略に取り組まないと、企業は生き残れない。取り組み事例の紹介が多く、楽しく読めた。論の展開については、概論程度かな。2012/07/08

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