内容説明
日清、日露の両戦争を経て日本が支配した大連と旅順。明治維新から始まる日本の近現代史を知るうえで欠かせない場所が大連と旅順である。多くの日本人が暮らした2つの町を中心に、北朝鮮との国境の町の丹東、そして営口、錦州、興城などの町をめぐり北東アジアの現代史を探る。
目次
第1章 大連(港湾都市として栄えた大連のルーツ旧日本橋と「ロシア街」;満州事変後に誕生した陸の表玄関大連駅周辺 ほか)
第2章 旅順・金州・丹東(日露戦争中の激戦の痕跡を留める旅順二〇三高地/東鶏冠山;昔ながらの建物が今も残る旅順市内 ほか)
第3章 営口と錦州(大連の誕生以前には中国・東北の玄関口として栄えた営口;万里の長城の前哨基地にもなった城塞都市興城 ほか)
第4章 大連と周辺部のホテル(スイッシュホテル大連;ケンピンスキーホテル大連 ほか)
第5章 旅の便利帳(空のアクセス;大連の名所旧跡 ほか)
著者等紹介
邸景一[ヤシキキョウイチ]
ノンフィクション・ライター。海外取材を中心に活動
荻野純一[オギノジュンイチ]
旅名人編集長
柳木昭信[ヤナギアキノブ]
自然写真家。アラスカ、ヨーロッパアルプスなど大自然をテーマに取材している
朝倉利恵[アサクラリエ]
旅名人編集室。主にロンドン、パリを拠点に活動後、帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。