内容説明
本書は、まさに現代サッカーのGKに必要な教本といえます。GKの技術はもとより、そのキーポイントやトレーニング方法を明確かつ詳細に記しています。著者のアレックス・ウェルッシュ氏は、英国サッカー協会のGK部門に属し、この本の内容が実際の英国GKコーチ養成の場で使用されています。2005年6月にAFC(アジアサッカー連盟)で初のアジアGKインストラクターコースがマレーシアのクアラルンプールで開催されました。このコースでは、本書の内容がカリキュラムとなりました。今後、世界各国で実施されていくことになるでしょう。
目次
ゴールキーパーの指導
試合のための準備
ボールファミリアリティ(ボールの扱い方)
ヘッド、フット、ハンドの基礎技術
シュートストッピング
ポジショニング
不測の事態に備えて
リアクションセーブ
1対1のシチュエーション
ハイクロス(クロスへの対応)〔ほか〕
著者等紹介
加藤好男[カトウヨシオ]
1957年生まれ。大阪商業大学を卒業し、1980年、古河電工サッカー部へ所属。同年より日本代表レギュラーとなる。1991年、(株)東日本ジェイアール古河サッカークラブとプロ契約し、1994年に現役引退。ジェフ市原育成部コーチとなる。その後、コーチとして英国国際コーチングライセンス(UEFA‐B)、日本体育協会公認スポーツ指導者資格(A級コーチ)、日本サッカー協会S級コーチを取得。現在は、(財)日本サッカー協会・技術委員でGKプロジェクトリーダーを務める。また、日本ユース代表GKコーチでもある
ウェルッシュ,アレックス[ウェルッシュ,アレックス][Welsh,Alex]
英国トップクラスのGKコーチ。これまでに、ロンドンの名門クラブに所属する数々のプロのGKプレーヤーたちを指導してきた。2003年現在、アーセナルFCアカデミーに勤務し、FA(イングランドサッカー協会)のコーチ育成指導者としても活躍している
平野淳[ヒラノジュン]
1974年生まれ。英国国際コーチングライセンス(UEFA‐B)をはじめ、世界5ヶ国で指導者資格を取得。Jクラブをはじめ、世界各国で子どもたちを指導し、(株)ファンルーツの代表としてサッカーの普及活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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