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内容説明
世界でただ一人のショートショート専業作家・江坂遊がベールに覆われていた創作の秘密をついに明かします。弟子になり設問を解いていけば、何と!いつのまにか実力アップ、巻末記載のコンテストに応募したくなるはずです!新作ショートショート12編も特別収録。
目次
はじめに―『星派』に入門する際には問題が出される
星新一・師の創作儀式―まずは星師の創作スタイルを学ぼう
創作の秘密にせまる言葉―星師の創作の秘密を遺された言葉から探り出そう
江坂遊ができるまで―星師からの創作の秘密を聞き出そうとした日々を振り返ろう
創作プロセス概括―創作プロセスを三分割し要点を書きだしてみよう
序破急の研究・序の一―単語の並び替えでありえない組合せを量産してみよう
序破急の研究・序の二―A表で『要素分解共鳴結合』の軸を見つけよう
序破急の研究・序の三―B表で軸を使って単語にストレスをかけていこう
序破急の研究・序の四―C表で『要素分解共鳴結合』が分かる
序破急の研究・破の一―ビジュアルシーンを組みたてていこう〔ほか〕
著者等紹介
江坂遊[エサカユウ]
1953年、大阪生まれ。早大卒。「星新一ショートショートコンテスト’80」で「花火」が最優秀作に選ばれデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しき
11
星新一さんの弟子による創作マニュアル。すごくわかりやすく、読めば書き方が身につきます。理論と具体例と演習の組み合わせが絶妙で、多少難解な理論でも、読み進めていくうちに理解できます。言葉に対する考え方やトレーニングも面白くて、プロの作家はごく自然にこれをやっているのかと尊敬しました。2019/12/04
ひょろ
9
これは役に立つ。数少ないショートショート専門作家の江坂氏が自身の創作テクニックを公開しているのだから。この本にある”短編集のタイトルを品詞に分解しありえない組み合わせを作るエクセルシート”はわざわざ自分でも作ってしまった(ランダムで組み替える機能付き)。江坂氏の新作ショートショートが読めるおまけも魅力的。ただし、この創作方法はあくまで星派の流れのショートショートを作るためのものでちょっと毛色の違うものを作り出そうとするならば自分なりにアレンジしていかなくてはならないと思う。2015/08/19
kokada_jnet
7
著者は星新一・唯一の弟子。「星派ショート・ショートの創作法」を、かなり理屈っぽく説明していて面白い。関西人で理屈っぽい人って、こういう感じになるのかな。もっと、大作だが・・理論を展開して網羅していく感じで、かんべむさしの「笑い宇宙の旅芸人」を連想した。なお、この本の巻末に、出版元主催の「樹立社ショートショートコンテスト」(選考委員は江坂氏自身)の開催が予告されていて、3月にすでに入選作は樹立社のサイトに発表・掲載済である。あわせて、次回の開催も通知されている。2012/05/29
ヴェルナーの日記
6
いわゆるショート・ショート(掌編小説)の書き方のハウツー本なのだが、簡単に言って落語の三題噺しの作り方に似ている。いくつかの名詞と動詞を組み合わせて、関連性を探り、その共通項からストーリーを作ってオチを付けるといったものだ。組み合わせる単語はかけ離れていたほうが、より奇抜で斬新な物語ができそうだが関連性を見つけるのに苦労しそうである。 ただ、あらかじめ名詞や動詞の関連性をデータベース化しておくという発想は興味深かった。2012/05/21
三谷銀屋
4
創作のモチベを高めるために再読。アイデアの出し方や落ちの付け方を具体的に指南してくれるので実践的。小説は書き出しはなんとかなってもオチをつけるのは訓練が必要だなぁ、と自分自身で最近感じているので、オチ(サゲ)のバリエーションを丁寧に書いてくれているのは大変参考になる。2024/11/23




