内容説明
本書では、五つの基本味や人が味を感じるしくみ、調味料など身近な味の“ふしぎ”を探ります。
目次
1 味を楽しむ(味はどのように分類されているの?;味を変えてしまう果物とは?;味は人工センサーではかれるの? ほか)
2 味を知る(味はどんな成分で決まっているの?;動物はどんな味が好き?;動物はどんな味が嫌い? ほか)
3 味と暮らす(だしやスープにはどのようなものがあるの?;食品添加物ってなんだろう?;どんな水がおいしいの?)
著者等紹介
栗原堅三[クリハラケンゾウ]
1936年横浜に生まれる。1963年東京工業大学理工学研究科博士課程修了。生化学専攻。理学博士。シカゴ大学およびフロリダ州立大学に留学。北海道大学薬学部長を経て、現在青森大学学長。日本味と匂学会会長、『Chemical Senses』(オックスフォード大学出版局)編集長などを歴任。化学、生物学、生命化学、生理学、薬学など幅広い分野の教育・研究に携わってきた。主な研究テーマは、味覚と嗅覚の分子生理学、脳と神経の分子生物学、サケの母川回帰など。日本薬学会賞、日本味と匂学会賞などを受賞
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