出版社内容情報
《内容》 本書は西洋医学病名を漢方医学の「証」の一部に取入れた、新しい漢方治療解説書である。
効かせる漢方の臨床医として名声を馳せた、故・山本巌氏の内弟子として師と共に臨床に従事し、漢方治療の有効性と再現性と客観性を貪欲に追及してきた著者が、これまでベールに包まれてきた師の漢方治療の実際を披瀝した内容。
山本内科では、毎日患者に片っ端から適合すると思われるエキス製剤や単味の生薬を飲んでもらい、5分、15分で効果を観察してきたという。それら膨大な観察結果のデータを基に構築されてきたのが山本漢方医学であり、即ち本書でもある。
《目次》
総論基礎編
総説48
構造主義漢方医学49
薬能による分類61
各論応用編
内科疾患
(1)呼吸器疾患136
(2)循環器疾患180
(3)消化器疾患199
(4)肝、胆、膵疾患230
(5)腎臓疾患242
(6)代謝、内分泌疾患246
(7)血液疾患258
(8)脳神経系疾患261
(9)膠原病(or類似疾患)280
(10)悪性腫瘍関連疾患289
小児科疾患290
外科疾患308
整形外科疾患320
産婦人科疾患331
皮膚科疾患360
泌尿器科疾患395
耳鼻咽喉科疾患413
眼科疾患434
精神神経科疾患456
歯科疾患463
薬物解説468
処方集&処方索引522
病名・症候索引546
感想・レビュー
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- 和書
- 楽園 〈上〉