内容説明
日本の21世紀を創る子供たちに、あなたはどんな心の財産を残せますか?昔のひとびとが不便と我慢を糧として培った日本人の文化を、子供たちと一緒に、いま見つめ直そう。
目次
第1章 「太初に言葉ありき」
第2章 「憂鬱」と「ユーウツ」。
第3章 「真善美」と、「偽悪醜」。
第4章 グー、チョキ、パー。
第5章 古里と、映画。
第6章 二十一世紀へのメッセージ。
著者等紹介
大林宣彦[オオバヤシノブヒコ]
1938年広島県尾道市生れ。個人映画作家。60年代の草創期より80年代にかけてCM製作に関わり、77年、“HOUSE”で商業映画にも進出。“青春デンデケデケデケ”で芸術選奨文部大臣賞、“SADA”でベルリン映画祭国際批評家連盟賞を受賞。“いまの日本、いまの日本人が失いつつある日本の、心”をテーマに描かれた最新作の“なごり雪”(2002)では、舞台となった大分県から上映を開始するなど、日本映画界に新たな風を起した
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