内容説明
本書は、大学の学生諸君が、一般教育科目の「哲学」を履修するためのテキストとして作成。哲学が成立した古代ギリシアのはじめから現代にいたるまでの哲学の歩みをたどるが、歴史的に著名な哲学者や哲学の流派に話を限定し、その中心思想とでも言うべきものを伝えることに重点を置いている。
目次
哲学のはじまり
自然の元をたずねる
ソクラテスと「魂の配慮」
プラトンとイデア
アリストテレスの人間観
エピクロスとストア派
中世のキリスト教哲学
デカルトと「われ思う」
スピノザとライプニッツ
ロックとイギリス経験論
バークリとヒューム
カントの理論哲学
カントの実践哲学
ヘーゲルと弁証法
功利主義と幸福
マルクスと唯物論
実存主義と本来の自己
現代哲学の状況
著者等紹介
宇都宮芳明[ウツノミヤヨシアキ]
1931年東京に生まれる。1954年東京大学文学部哲学科卒業。1959年東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。東京大学教養学部助手、北海道大学文学部講師、同助教授を経て、1976年北海道大学文学部教授。1995年北海道大学を定年退職、北海道大学名誉教授。1996年放送大学客員教授(2001年9月まで)。1999年北海道情報大学教授。専攻は哲学・倫理学
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- 編集後記