内容説明
自分が人生の甘酸をなめ尽くしてきた中高年の男女に、焦点を絞って取材してきたことに間違いがなかったことを確信したのである。いまもその方針を頑として守っている。若い女のコの売春行為を「援助交際」などとオブラートで包んで、すり替えてしまったのはだれか。常日頃は良識ぶっているマスコミではないか。五十歳以上の男女に特化したルポルタージュ。
目次
試験旅行
宇宙は広かった
お茶を飲むのになぜ検査
気が高ぶる遠征
六十男は化石ですわ
亡夫にリベンジしたい
アルコールの力
生活費の面倒見不要
通帳、カード預ける
家・車・セックス〔ほか〕
著者等紹介
近藤利三郎[コンドウリサブロウ]
昭和9年京都市生まれ。漫画家。日本漫画家協会・前大阪支部長。徹底的なラブホテルの取材で「’82年イレブン大賞」受賞(読売テレビ)。大阪新聞に「男と女は年齢不問」、大阪日日新聞に「再婚したい」、大阪スポーツに「なにかおもろいことないか」などを連載。平成14年2月から河内新聞に「いくつになっても男と女」を連載中。平成16年から中高年お見合い会「木の花会」を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。