内容説明
19世紀後半、巨大石油会社を通じて世界を席巻したロックフェラー財閥。現在も勢力は衰えることなく、世界の富の大半を有していると言われる。その巨大な存在は、本当に日本に強い影響力を持っているのか?アメリカ政府や日本政府との関わり、財閥内における対立、ユダヤ系財閥の総本家・ロスチャイルド財閥との確執、急速に発展する華僑財閥との衝突などを検証しながら、ロックフェラー財閥が描く世界戦略のシナリオに迫り、国際経済の視点から日本社会の未来を探る冒険的論考。
目次
第1章 ブッシュ政権の対中国戦略を担うゴールドマン・サックス社
第2章 デイヴィッド・ロックフェラーとロックフェラー四世の激闘
第3章 ロックフェラー財閥とロスチャイルド財閥の確執
第4章 レーガン大統領が「黒字減らし」を日本に求める
第5章 クリントン政権とロックフェラーの「罠」に嵌った日本
第6章 小泉改革と市場原理主義者の竹中財政
第7章 安倍前政権とロックフェラー、そして福田政権へ
著者等紹介
板垣英憲[イタガキエイケン]
政治経済評論家。板垣英憲マスコミ事務所代表。1946年8月、広島県呉市生まれ。中央大学法学部卒業後、海上自衛隊幹部候補生学校を経て、毎日新聞東京本社入社。社会部・浦和支局・政治部・経済部などを経て、1985年、評論家として独立。記者経験を活かして、執筆・講演活動を精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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