目次
第1章 ゴータマ・ブッダの根本思想(一切皆苦;心のカラクリ;心の向きを変える;知見と気づき)
第2章 最初期仏教の基本的立場(戯論寂滅;内面への道;自らを洲とす;中の教え)
著者等紹介
正田大観[ショウダタイカン]
1959年、東京都北区出身。1982年、上智大学法学部卒業。1987年、駒澤短期大学仏教科卒業。1991年、大谷大学大学院文学研究科修士課程修了(専攻インド学)。日本テーラワーダ仏教協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまえつ
3
はじめのブッダというから、入門書かと思ったら結構難しい内容だった。でも、読み始めたら止まらない勢いだった。論理がしっかりしていて、それを裏付ける経典からの引用も豊富で納得させられる。四聖諦、八正道は名前が出てくる程度なのにもかかわらず、仏教の真髄、実践すべきことなどがはっきりと述べられている。とにかく読んですっきりしたという感じだ。たくさんの仏教書を読んでも、仏教の何たるかが分からずすっきりしない人にはおすすめの一冊である。2010/10/06
noko
0
おまじない的日本仏教のばかばかしさが良くわかる本です。仏教ってこういうものなんだ。仏教って死んだ人のためにあるのではなく、今生きている私たちのためにこそあるのだ!2011/08/29