内容説明
詩と音楽との親密で深遠な関係から、合唱、声、朗読、芸術、教育まで縦横に語り合い、歌の魅力と創造の源泉に迫る、詩人と音楽家の優雅で奥深いアンサンブル。
目次
第1楽章 詩は音楽にあこがれる―合唱講座第一部(それはすでに言葉ではない―詩が音楽になること;音楽がまず僕の一番の基本にあります―音楽との出会い ほか)
第2楽章 詩と音楽が生まれるところ―合唱講座第二部(わたしにはみえないものをてんしがみてくれる―芸術の根源にあるもの;そんな世界を私は信じる―合唱の声とドラマ ほか)
第3楽章 いつまでも終わらない歌が―合唱講座の作品を振り返って(サッカーによせて;ひみつ ほか)
第4楽章 目の前の誰かに手渡すように―声・朗読・合唱(合唱と声;朗読と声 ほか)
第5楽章 意味ではなく存在に迫るもの―詩・音楽・芸術(谷川作品の音楽性;芸術としての詩と音楽 ほか)
アンコール 谷川俊太郎への33の質問
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。詩人。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1982年『日々の地図』(集英社)で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』(思潮社)で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』(新潮社)で第1回鮎川信夫賞など受賞・著書多数。詩作のほか絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く活動
中地雅之[ナカジマサユキ]
1964年東京生まれ。東京学芸大学音楽科教育学研究室教授。東京学芸大学大学院、ザルツブルグ・モーツァルテウム大学大学院修了。音楽教育学で博士号を取得。岩手大学を経て現職。国立音楽大学非常勤講師(音楽教育学担当)。ドイツ語圏と日本の音楽教育に関する比較研究に従事し、またピアニストとしてリサイタルを定期的に行っている。現在、日本オルフ音楽教育学会代表、国際多元美学教育学会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
なおみ703♪
つくし
遠野空
はざくら♪