内容説明
生きた思索を通じ熟成していったアランのカント像を、独自の編集と達意の訳文で明らかにした貴重な一書。
目次
1 『哲学者たちについてのプロポ』から―カントの散歩いろいろ
2 『わが思索のあと』から―カント
3 『カント哲学についての手紙』―セルジオ・ソルミ宛(「純粋理性」の観念;「純粋理性批判」について;空間と時間;悟性;弁証論について;「理性」の方法論について;道徳について;判断力について;美および崇高さについて)
著者等紹介
神谷幹夫[カミヤミキオ]
1948年愛知県生れ。早稲田大学理工学部数学科卒。パリ・ソルボンヌ大学留学を経て北星学園大学教授。哲学、宗教哲学専攻
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