唐代の道教と天師道

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唐代の道教と天師道

  • 小林 正美【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 知泉書館(2003/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 218,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901654159
  • NDC分類 166.2
  • Cコード C3014

内容説明

日本、中国や欧米の学界において、唐代の道教には上清派を中心に霊宝・洞神・正一派など多数の教派が存在するという学説が半世紀もの長きに亙り信じられてきた。本書において、著者はその定説を根本から批判、唐代に行われていた道教は唯一「天師道」だけであることを明らかにする。唐代の道教教団の位階制度と国から与えられる給田との実態を分析して、道教が仏教に匹敵する規律ある教団組織をもっており、さらに道士の法位と受法のカリキュラムとの対応関係から、今まで各教派の経典とされてきたものが天師道のカリキュラムの中に的確に位置づけられ、すべての道士が天師道に属していることを実証する。文献を踏まえつつも従来見過ごされてきた法律や勅令など歴史史料をも活用して、曖昧な理解を許してきた道教に対する真の姿を明確に示した世界的な業績である。

目次

第1章 唐代の道教教団と天師道(唐代の道士の位階制度;「道家」・「道教」・「黄巾」と天師道 ほか)
第2章 天師道における受法のカリキュラムと道士の位階制度(梁代初期の天師道の道士の受法のカリキュラム;天師道の受法のカリキュラムと三洞四輔説 ほか)
第3章 経〓の伝授における三師説と上清経〓伝授の系譜の形成(経〓の伝授儀における三師(度師・籍師・経師)の観念
『洞弦霊宝三師記』における上清大法の伝授の系譜 ほか)
第4章 『昇玄経』の編纂と昇玄法師(『昇玄経』の成立年代;『昇玄経』の編纂者と天師道 ほか)

著者等紹介

小林正美[コバヤシマサヨシ]
1943年東京に生まれる。1967年早稲田大学第一文学部哲学科東洋哲学専修卒業、1973年同大学院文学研究科博士課程東洋哲学専攻修了。1983‐85年、ハーバード大学イェンチン研究所招聘研究員。1994‐95年、北京大学哲学系交換研究員。現在、早稲田大学文学部教授、道教研究所所長、文学博士
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