内容説明
卓球のプロなんて、とほとんどの人に反対された。日本の卓球プロ第1号になり、全日本チャンピオンになり、世界選手権でのメダルも獲得。初の日本人ブンデスリーガーとして世界最強のドイツリーグに挑戦した男―松下浩二。なぜハイリスクな卓球のプロの道を選んだのか。世界選手権メダリストの松下浩二。今、自身が綴る「プロフェッショナル」の世界。
目次
第1章 卓球との出合い、そして国際舞台へ
第2章 スウェーデン体験
第3章 決意―プロフェッショナルへの道
第4章 ドイツのブンデスリーガへ
第5章 世界への挑戦
第6章 新たな挑戦・そして日本の未来へ
Appendix Net‐in Koji・浩二の欧州戦記
著者等紹介
松下浩二[マツシタコウジ]
1967年8月28日、愛知県豊橋市生まれ。明治大卒、ミキハウス所属。日本代表として世界選手権に8回出場、五輪に3回出場。卓球スタイルはシェークハンドのカット+攻撃のオールラウンド型。93年4月17日に、レジスタードプロとして申請が認められ、日本選手として初めて卓球のプロ選手を宣言した。その年の12月の全日本選手権で初優勝を飾り、その後、95年、2001年に優勝。世界選手権では97年のマンチェスター大会で渋谷浩と組んだ男子ダブルスで、日本男子としては12年ぶりの3位入賞、メダル獲得を果たす。2000年世界選手権クアラルンプール大会(団体戦)では、日本のエースとして団体の15年ぶりのメダル獲得に大きく貢献した。また、97年には日本人初のブンデスリーガ入りした選手となり、99~00年のシーズンに、『ボルシア・デュッセルドルフ』の中軸メンバーとして、ヨーロッパチャンピオンズリーグ優勝にチームを導いた
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