お金と信仰

お金と信仰

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901634281

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゃんたか

6
市場経済に神の意志(アダム・スミス)を見る筆者は、非営利組織(主に教会)へ競争原理を持ち込むことが組織の活性化に繋がると言う。あらぬ道徳を掲げて「金=悪」と決めつけるルサンチマン(ニーチェ)が国教会や政治の腐敗を齎したのではなかったか。金を手段でなく目的と見做す偏見が道徳の歪みを生み出す。徒に「平和」を掲げ原発や安保体制の現実面を見ない反知性の偽善者にも警鐘を鳴らす。2015/10/03

Ken Terada

3
クリスチャンにはタブーのように扱われるお金の問題について,聖書にどう書いてあるのか解説している.当時の文化や歴史を踏まえており,律法や喩え話がどのような意味を持つのか指摘しているため学びにも良い.力があるが危険もあるお金から目を背けることは,決して神様の喜ばれることではないと感じた.2015/01/09

つかしん

1
「お金が悪いのではなく、お金を用いる人間の責任が、神から問われている」p.181 この一文が本書の内容を要約していると思う。市場経済、投資活動、経済政策などに関することを聖書的に考察する和書は非常に稀で、とても勉強になった。 「お金は貯めるためにあるのではなく、価値あるものに消費し、価値ある働きのために投資するために存在する」ということに改めて気付かされ、自分のお金の使い方について再考する良いきっかけになった。2016/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8106890
  • ご注意事項

最近チェックした商品