内容説明
今なお多くの日本人に親しまれる弘法大師、空海。その少年期から晩年までを克明に辿ることで、伝説に秘められた謎が明らかになる。空海は旅路の果てに何を見たのか!
目次
第1章 海鳴りの産湯
第2章 弥谷参り
第3章 はじめての都
第4章 修行のはじまり
第5章 魂の旅
第6章 入唐
第7章 天界の襞
第8章 帰国
第9章 陽の当たる時代
第10章 高野への道
第11章 地上の楽園
著者等紹介
新田純子[ニッタジュンコ]
『飛蝶』で中央公論女流新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らむり
35
弘法大師(空海)の幼年から晩年までのお話。私が歴史に興味がないからか、いまいちでした。。2014/08/10
ryo
8
人物名をはじめとした、この時代ならではの言葉や仏教用語に少し苦戦。でも、項目が少しずつ区切られている事で少し読みやすくなってます。空海は生まれながらに「空海」だったんだな~!地名の由来や「饂飩」のルーツも出てきて、知識が増えた。最澄との関わりも分かって、もっと二人に関しての本を読んでみたい。2016/01/30
くみん
7
今年で高野山開創1200年。実家が真言宗で、母の名・弘子は弘法大師さんから一文字頂いたと言っていたので興味があり読んでみました。空海が生まれながらにその運命を背負い真言密教を日本に広めていく中での思いは四海平和、よく学び、よく働き、父母を大切になど、出てくる言葉(仏教用語は難しいのですが)の端々に我が身を省みる思いでした。香川、久留米、牛久など地名の由来や饂飩のルーツなどたくさんのことに関わっていたことも知りました。私はなんちゃって仏教徒で法事くらいにしか手を合わせませんが、身の引き締まるような本でした。2014/09/15
安東奈津
4
★★★ 弘法大師の少しは学習出来た。 仏教、宗教自体が私には理解出来ていない。 イスラム教など更に理解出来ない。2015/01/15
お華
4
★★★☆☆お大師さんの話は何冊か読んでいるのですが、こちらはさらっとしてる印象かな?2014/05/25