目次
プロローグ(三島由紀夫との邂逅;三島由紀夫、新憲法案の宣布)
第1章 消された憲法案(皇居乱入計画;『憲法研究会』発足 ほか)
第2章 血滾る三島由紀夫、憲法案(「天人五衰」の完結;楯の会への遺書 ほか)
第3章 現憲法への『問題提起』と改正案(現憲法について;血によって購われた改正案)
第4章 クーデター計画のまぼろし(出会いの衝撃、感動;体験入隊、四十六日 ほか)
エピローグ(泉下の再会)
著者等紹介
松藤竹二郎[マツフジタケジロウ]
1949年熊本市生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、毎日新聞社入社。記者を経て主に出版局で文化、社会、スポーツなどの分野を担当。とくに三島由紀夫と自衛隊をテーマに取材、「サンデー毎日」などで報道した。現在はキッシンジャー元米国務長官やフジモリ前ペルー大統領を取材するなど、地球化時代の「政治」について執筆活動を続けている
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感想・レビュー
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haruko
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三島由紀夫の豊饒の海はよく分からないながら、陶酔したことをを覚えている。彼の死も私は肯定している。ところが、こともあろうか、あの下品な若松監督が映画を作ってしまった。あんなやつにいいように作られては困る。もちろん映画は見ていないが、もっと三島由紀夫の実像を知りたい想いから、彼について書かれている「血滾ル三島由紀夫「憲法改正」を読むことにした。三島由起夫は生前「私の本の中で何か1冊読みたいと思ったのなら,憂国を読んで下さい」と言っていたらしい。私のすべてがあの中にあると。次は憂国を読もう。2012/07/19
寅次郎
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深い感銘を覚えた一冊です。2009/06/23