ジョン・ヒック自伝―宗教多元主義の実践と創造

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ジョン・ヒック自伝―宗教多元主義の実践と創造

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  • サイズ A5判/ページ数 498p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901510431
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C1014

出版社内容情報

内容紹介:
神は多くの名をもつことを提唱し、英語圏で大きな影響力を持つ宗教哲学者の芳醇な自伝。良心的兵役忌避、人種差別との闘い、原理主義者との闘争など、波瀾に富んだ実践から、宗教多元主義はいかにして生まれ、そして鍛えられたのか―。

著者紹介:(John Hick)1922年生まれ。英語圏で最も影響力を持つ宗教哲学者。キリスト教、仏教、イスラームなどの世界宗教は、言語を超えた超越的実在の様々な現われであることを説き、『受肉神話』『メタファーとして読む神の受肉』などの著書により宗教多元主義への道を拓く。ギフォード講義を収録した『宗教の解釈』でグレウィマイヤー賞受賞。世界各地の宗教者とも対話を重ね、その思想は遠藤周作晩年の小説『深い河』などにも大きな影響を与えた

訳者紹介:(ませ ひろまさ)1938年生まれ。宗教哲学者。慶應義塾大学名誉教授・東北公益文科大学教授・同大学院研究科長。『宗教の哲学』『宗教多元主義』『神は多くの名前をもつ』『宗教がつくる虹』『もう一つのキリスト教』等、ヒックの著書の邦訳多数。

内容説明

神は多くの名を持つことを提唱し、キリスト教、仏教、イスラームなど多様な世界宗教の見方に統一的なヴィジョンを開いた、英語圏で最も大きな影響力を持つ宗教哲学者の芳醇な自伝。良心的兵役忌避、人種差別との闘い、原理主義者との闘争など、波瀾に富んだ実践から、宗教多元主義はいかにして生まれ、そして鍛えられたか。宗教対立を超えて来るべき世界への希望の指針を示す。

目次

第1章 海運業の家系
第2章 子ども時代の学校と家族
第3章 回心体験と進路の変更
第4章 良心的兵役忌避者となる
第5章 エジプトでの任務
第6章 イタリアとギリシアで救急活動をする
第7章 エディンバラとオクスフォードで学ぶ
第8章 神学的訓練の日々
第9章 ベルフォードでの牧師生活
第10章 コーネル大学の哲学者たち
第11章 異端者にされた事件
第12章 再びケンブリッジへ
第13章 バーミンガム大学を選ぶ
第14章 「多‐信仰」のための仕事
第15章 「すべての信仰は人類全体のために」
第16章 人種差別と闘う
第17章 インドへの旅
第18章 シーク教徒とともに
第19章 スリランカの仏教徒たち
第20章 『受肉神話』の衝撃
第21章 ボツワナと南アフリカ
第22章 思いがけず再びアメリカへ
第23章 クレアモントの生活
第24章 東洋仏教と出会う
第25章 アメリカへの最後の旅
第26章 終の棲家
第27章 宗教哲学の現状
第28章 私の死亡記事―エピローグ

著者等紹介

ヒック,ジョン[ヒック,ジョン][Hick,John]
1922年生まれ。英語圏で最も影響力を持つ宗教哲学者。キリスト教、仏教、イスラームなどの世界宗教は、言語を超えた超越的実在に対する様々な応答であることを説き、『受肉神話』『宗教多元主義への道』などの著書により、宗教多元主義への道を拓く。ギフォード講義を収録した『宗教の解釈』でグレウィマイヤー賞受賞。世界各地の宗教者とも対話を重ね、その思想は遠藤周作晩年の小説『深い河』などにも大きな影響を与えた

間瀬啓允[マセヒロマサ]
1938年生まれ。宗教哲学者。慶應義塾大学名誉教授・東北公益文科大学教授・同大学院研究科長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うえ

4
イギリスの宗教哲学者ジョン・ヒックの自伝。元々は保守的なキリスト教徒だったという著者。アメリカのコーネル大学で働くためにロンドンの米国領事館で共産主義者でないことを誓わされたという。時は1956年。コーネル大学で先任教授のE・A・バートは半ば仏教徒だったらしく大きな助けになったという。助教授には後に『正義論』を記すジョン・ロールズも在籍していた。その後、バーミンガムに戻ったりしつつ最後の十年は米国クレアモント大学に移る。反発を受けつつも宗教多元主義を唱導し、晩年の遠藤周作にも強い影響を与えたという。2024/05/03

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