漱石という生き方

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漱石という生き方

  • 秋山 豊【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901510394
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1095

出版社内容情報

ただ作品に寄り添ってその声を聞き取ろうとするとき、心臓を割って血潮を浴びせかけるように書いた漱石の、必死の姿が立ち上がる。
最も多くの自筆原稿に触れ、画期的な最新版『漱石全集』(1993年刊行開始)を編纂した元岩波書店編集者が、全作品はもとより、書簡・日記・談話などに残されたわずかな痕跡の意味を掘り起こし、漱石が考えたこと、表現しようとしたことの本質に迫る。

1. 声を聞く
2. 小さな疑問
3. 生きることの淋しさ
4. なぜ自殺したのか
5. 学究生活
6. 「生きる」から「死ぬ」へ
7. 「書く」ことの意味
8. 両棲動物
9. 言葉をめぐる二つの態度
10.「ゼネラル」と「スペシアル」
11. 心事
12. 断って異常
13. 過去を語る
14.「心」と「こゝろ」
15. 小手試し
16. 京での再発
17. 呼称について
18. 話者の位置
19. 親身に
20. まとまらないということ
21. 不人情
22. 夫婦の視点
23. 一時期の英詩
24. 女の技巧
25. 手腕の有無
26. 非を改める
27.「反対の方面」
28. 金の力
29. 教育論
30. 血を枯らしに行く道
31. 心内の声
32. ハンナとグレイス
33. 船上にて
34. 余の意志以上の意志
35.「変る」前後
36. 存在の違和
37. すべての行李の底に
38. 獣の声
39. 片付かないということ
40. 生きる
41. 余滴
あとがき

内容説明

ただ作品に寄り添ってその声を聞き取ろうとするとき、心臓を割って血潮を浴びせかけるように書いた漱石の、必死の姿が立ち上がる。最も多くの自筆原稿に触れ、画期的な『漱石全集』を編纂した著者が、全作品はもとより、書簡・日記・談話などに残されたわずかな痕跡の意味を掘り起こし、漱石が考えたこと、表現しようとしたことの本質に迫る。

目次

 声を聞く
小さな疑問
生きることの淋しさ
なぜ自殺したのか
学究生活
「生きる」から「死ぬ」へ
「書く」ことの意味
両棲動物
言葉をめぐる二つの態度
「ゼネラル」と「スペシアル」
心事
断って異常
過去を語る
「心」と「こゝろ」
小手試し
京での再発
呼称について
話者の位置
親身に
まとまらないということ
不人情
夫婦の視点
一時期の英詩
女の技巧
手腕の有無
非を改める
「反対の方面」
金の力
教育論
血を枯らしに行く道
心内の声
ハンナとグレイス
船上にて
余の意思以上の意思
「変わる」前後
存在の違和
すべてを行李の底に
獣の声
片付かないということ
生きる
余滴

著者等紹介

秋山豊[アキヤマユタカ]
1944年生まれ。1968年東京工業大学卒業。同大学付属工業材料研究所助手を経て、1972年岩波書店に入社。主に理系の単行本・講座・辞典の編集に従事。のち全集編集部に移り、1993年に刊行が開始された『漱石全集』の編集に携わる。2004年同社を停年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Gotoran

49
1993年に岩波版の新しい『漱石全集』編集に従事したと云う著者秋山豊氏。その副産物として本書が誕生したのではないかと推察される。漱石の全作品に加えて、書簡・日記・談話など、あらゆる資料を丹念に紐解いて、漱石が何を考え、どう表現しようとしたかについて、それらの資料を頻繁に引用しながら、詳細かつ丁寧に解説されている。非常に興味深かった。大抵の漱石作品(小説)は、新潮文庫版で一度読んではいるが、これを契機に、今度は岩波版で再び読んでみたくなった。2021/05/06

shouyi.

6
文豪と呼ばれ、現代に至るまで教科書にも採用されつづけるなど、これほどに愛された作家っていないんじゃないだろうか。この本は漱石の小説で引っかかっていた問題を改めて考えるきっかけとなった。あとがきで漱石全集編集の苦労の一端も知れて良かった。2020/02/27

takao

1
ふむ2024/10/14

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