内容説明
現代都市工学の三大建設資材は鉄とコンクリートとガラスだそうです。林立する高層ビルの構造材料として鉄鋼とコンクリートは不可欠の材料です。外装や内装には花崗岩や大理石などの岩石がかならず使われています。ガラスを使っていない高層ビルなど、見たこともありません。鉄鋼材料を製造するには耐火物というセラミックスが絶対に必要です。シヴィル・エンジニアにとってセラミック材料が重要であることがよく分かるでしょう。本書は都市工学に関心をもつ方々を対象としてまとめた、セラミックスについての最初のガイドブックです。
目次
第1章 セラミックスとは
第2章 天然セラミックス
第3章 粘土セラミックス
第4章 セメントとコンクリート
第5章 ガラス
第6章 炭素と核関連材料
第7章 強度関連材料
第8章 熱関連材料
第9章 光関連材料
第10章 電気・電子関連材料
著者等紹介
加藤誠軌[カトウマサノリ]
1928年7月誕生。1949年3月熊本工業専門学校(旧制)工業化学科卒業。1952年3月東京工業大学(旧制)工業物理化学コース卒業。1957年3月東京工業大学(旧制)研究科特別研究生修了。1958年2月東京工業大学工学部助手。1967年8月東京工業大学工学部助教授。1974年1月東京工業大学工学部教授。1989年3月定年退官、東京工業大学名誉教授。2000年3月岡山理科大学教授、定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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