内容説明
電気連結器、幌、輪軸、窓・窓枠、ドア、吊革、手すり、網棚、車内放送装置、列車無線、前照灯・尾灯、主制御器、ブレーキシステムなど…。『パーツ別電車観察学』(アグネ技術センター)で掲載しきれなかった鉄道車両の各パーツの製造現場を訪ね、種類や仕組み、その製造工程を考察する。
目次
ジャンパ連結器
電気連結器
連結部の幌
先頭部の幌
連結部の外幌
輪軸―車輪と車軸
窓と窓枠
車両のドア
吊革、手すり、そして網棚
車内放送装置
その他の通信装置
前照灯、尾灯など
その他の電気機器
その他の板金もの
主制御器
ブレーキシステム
ISO9001の認証取得
ツールボックス
著者等紹介
石本祐吉[イシモトユウキチ]
1938年東京に生まれる。1960年東京大学工学部機械工学科卒業。川崎製鉄(株)入社。千葉製鉄所、東京本社技術本部、エンジニアリング事業部に勤務。1995年石本技術事務書開設。1980年より年2回のサロンコンサート「春秋会」を主宰。「赤門鉄道クラブ」「赤門軽便鉄道保存会」「産業考古学会」「鉄道史学会」各会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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rbyawa
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d064、鉄道車両の連結器や幌、窓手摺網棚ドア、車輪とその回りなどなど私の守備範囲の(歴史好き)本だと出てこないんですが、どれにもマニアがいるらしくw 一つだけ挙げられても面白くはなかったと思うんですが工場と複数の例、と並べられてるとちょっと変化の歴史が面白かったりもしますね。貨物列車の赤色灯の話はちょっとなるほど、と思えました、マニアらしい言動もあるんですが、良識が先に立つなと思ってたら製鉄会社の人か、そらそうだよな! ブレーキや主制御器は少しわかりにくかったですが、この長さだと説明足りないのねきっと。2013/05/26