内容説明
“俳句革命”の目撃者、文芸評論家小笠原賢二が西川文学40年間の修羅の軌跡を松尾芭蕉・正岡子規・宮沢賢治・吉田一穂・安西冬衛・埴谷雄高等、日本の代表的詩歌や文学と比較検証し追究する渾身の評論集。
目次
極北の詩精神―幻視者・西川徹郎の見出した世界
幽閉の中の解放―『無灯艦隊ノート』『天女と修羅』
実存の波涛―『月夜の遠足』
生存を賭けた闇夜の峡谷―『銀河小学校』
小笠原賢二覚書(西川徹郎)
著者等紹介
小笠原賢二[オガサワラケンジ]
1946年、北海道増毛郡増毛町に生れる。増毛小・中・高を卒業後、1966年、法政大学文学部日本文学科入学。1975年、法政大学大学院日本文学科修士課程修了。1973年、在学中から「週刊読書人」勤務。1986年、同社退職。以降、法政大学・日本ジャーナリスト専門学校等で講師を務める。日本文芸家協会会員
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