内容説明
分類・整理しても使えなければ意味がない。実際に情報を使うための「一元化」管理術。
目次
第1章 複雑なのは続かない、使えない
第2章 情報を一元化する技術
第3章 予定と記録を一元化する「時間管理術」
第4章 ネタになる断片メモの「保存法」
第5章 メモを宝に変える「アイデア術」
第6章 分類せず一発検索する
著者等紹介
奥野宣之[オクノノブユキ]
1981年、大阪府生まれ。同志社大学文学部を卒業後、現在まで環境、運輸などの業界紙で記者として活躍。かたわらで雑誌、フリーペーパー向けに原稿執筆、写真撮影なども行う。行政や企業を取材してビジネス記事を書く一方、取材メモの整理と原稿作成に苦労した体験から、効率的な情報管理についても研究を重ねる。ややこしい話をキャッチーに要約したり、インタビューをそれらしくまとめる手腕には定評がある。発信側の真意を酌んで読者に本質的な意味を示す「コミュニケーションの仲介役」になれるよう心がけており、そのノウハウは他のビジネスにも有益だと考えている。『情報は1冊のノートにまとめなさい―100円でつくる万能「情報整理ノート」』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
114
1つに纏める事はいい事です。何処に書いたか判らなくならないしね。・・・・人間、若い頃は、何でもかんでも頭に吸収できますが、人生の折返点を過ぎた頃になると、私のような空っぽな脳でさえ、許容量を超えてしまう。・・・・脳味噌のハードディスクが、何ギガバイトかのキャパシティを超え、動きが悪くなってしまったら、情報を外付けのハードディスクに記憶させていく。その為のノートは絶対1冊必要ですね。沢山あると何処に記録させたの判らなくなるし・・・・。不要な情報は削除し、あとで本当に必要な情報だけ綺麗に整理すればいい事だし。2011/04/10
tatsuya
92
ノートに気の向いたときだけ自由な長さで思ったことを書き留める。これはこの本を読む少し前からやっていたことだが有効な方法。個人情報をすべてノートに一元化した方がいいという考えはどうかと思う。また、切り抜きは最小限にした方がいいと思う。シンプルであることに重きを置きたい。あと見出しを大きめに書いて工夫すれば索引は必要ないと思った。2016/09/25
mug
77
発想・疑問・キーワード・フレーズ等、とにかく何でも一冊のノートに書いてしまおう、という著者。分類ごとにノートを分ける必要がなくなるので、気軽にメモできる。しかし、デジタルで検索システムを作る、という肝心な部分が私には億劫…。それをクリアすれば、どんなにわずかな情報でも引き出すことができるようになるんだけど。。2020/10/03
里季
71
毎年日記を買ってはとん挫してしまったり、予定を書き忘れたり、書いたのに見るのを忘れたり、と何をしているこっちゃやら?の私に救世主現る!かと思い読んでみた。なるほどこれは良い。何でも一冊に書くのである。今度こんな映画が見てみたいな、とか、こんなカフェ見つけた、とか、今日はテンでやる気が起こらん、とか、あ、帰りにパン買って帰らな、とか。ただ私はこの100円ノートというのがどうにも盛り上がりに欠けていてこれにいろいろ貼り付けたら余計にテンション下がるわ、と思い、ちょっとイケてるノートを買って既に実行している。2015/02/12
Richard Thornburg
52
感想:★★★ まだ読書メータもカブリ読み防止用の読書ノートをつける前だったので忘れていましたが、この本は10年くらい前に読んでました。 当時の私はシステム手帳派だったかな(笑) でも、機動力の兼ね合いから綴じ手帳派に移行して現在に至りますが、使い方はまんまこの本に載ってるのと同じような感じかな。 書いてあることは間違っていないし、ものぐさな人ほどノートの数を減らしてマメに書き込む方法を選択するのは大いに共感できます。 PCとの連携も超オススメですね。 2018/01/06