内容説明
ドールズ・パーティー、天皇一般参賀など、なかなか行けないあんなところ、こんなところを、怖いもの見たさでのぞいてみたら、「日本の不思議」が見えてきた。
目次
見学1 謎のお人形市場―ドールズ・パーティー
見学2 天皇陛下にばんざいしに行こう!―天皇誕生日一般参賀
見学3 雪原を歩く、ただひたすらに―雪国地吹雪体験ツアー
見学4 みんなの知らない自衛隊―陸上自衛隊ヘリコプター体験搭乗
見学5 大人3人、初めてのコミケ―コミックマーケット
見学6 傍聴という名のピーピング―裁判傍聴
見学7 清く正しき応援パワー―チアリーディング選手権大会
見学8 無免許歴3×年、男祭りに挑め!―東京オートサロン
見学9 スタイリストたちの孵化―ファッションショー
見学10 ほとばしれ、マラパワー!―かなまら祭
著者等紹介
青嶋ひろの[アオシマヒロノ]
静岡県浜松市出身。フリーライター
さのともこ[サノトモコ]
神奈川県生まれ。バックデザイナーを経てイラストレーターに。現在は「散歩の達人」「るるぶ」などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
駒子
7
著者二人組の性格の悪さとひねくれ加減がひどくて、我慢の読書だった。コミケやドルパ参加者への偏見は言わずもがな、チアリーディング大会で試合終了後、抱き合って泣く女の子たちに「感動的だけどふたりの内心はこんなトコ」って予想で悪口を書いたり、岩手出身者を田舎者だとバカにしたり。これで自称「お人よし」なんだから手に負えない。ノンフィクションは著者を気を付けて選ばないといけないなと反省。2016/11/17
_apojun_
4
図書館本。普段行くことのないようなとこに行ってみる、という良くある感じのレポートとエッセイなのだが、行く場所の選択がなかなか秀逸。オタク文化から地方の町おこしに伝統的なイベントとバリエーションも豊富。 肩の力を抜いてほんわりと読めました。 個人的なベストは天皇の一般参賀。確かに行ったことがあるという人に会ったことないし、知ってるのはTVのニュースで流れる映像だけ。へー、と思いながら読んでました。2020/07/17
にこにこ
3
視点の偏りはあるかもしれないけど、ちょっと普段足を踏み入れないところの様子がわかりました。りっくんらんどは行ってみたい。2010/07/17
しまめじ
2
前に読んだときはコミケの記事にちょっとムッとしたけど今回はそうでもなかった「。裁判の記事のほうがおもしろかったな。やっぱり自分が多少なりとも知ってるジャンルは点数辛くなるのはしょうがないかな。2009/01/31
海
1
文章を書く人とイラスト描く人の物の見方に温度差があるなあと思った。文章の方の人はマニアックな人たちのことをなんとか理解しようとしているような感じがするけど、イラストの人はハナから「ヲタきめえwwww」的な目で見てるような雰囲気が漂う。変態仮面も知らないみたいだから仕方ないのかもしれないけど。2011/08/19