内容説明
はじまりは、1本の電話からだった。「私に上手な接客の仕方を教えてください」。クラブ蝶々のホステス・香織のもとにかかってきた電話は、旧友の近藤深雪からだった。ダイニチ自動車のディーラー・ダイニー八王子店で営業として働く深雪は、努力しているのになぜか売上が伸びず、悩んでいた。芸通の杉浦、森崎、そして麗子ママに助けられながら、自分を印象づける演出力、顧客のニーズを探る質問力、テクニックを駆使して優位に立つ交渉力などを身に付け、深雪は「最強の営業マン」になれるのか―。
著者等紹介
高橋朗[タカハシアキラ]
株式会社マインドシェア提案品質研究所所長。1965年、東京生まれ。学生時代から精神病院に勤務し、心理カウンセラーを目指す。しかし24歳のときに突如マーケティングに目覚め、コンサルティング会社に入社。以来15年間にわたってマーケティング畑を歩む。その間、自動車業界、化粧品業界、タバコ業界、通信業界、飲料業界、流通業界など、さまざまな業界のトップ企業のマーケティング戦略策定に参画。分かりやすい語り口と圧倒的な面白さで評判の、新世代コンサルタント
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感想・レビュー
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yukioninaite
1
ガネーシャの教えもいいけど、すぐ忘れてしまった。こちらの方が仕事と感謝の関係がよく理解できたなぁ。成功はともかく、面白かったです。2016/05/05
さんそまくら
1
本当に”読むだけ”でマーケティングノウハウが頭に入ってくる。すごい本だ。今回は営業がテーマだったけれど、他の仕事にも通じる内容だった。あと物語としても段々メリハリが付くようになってきた。麗子ママつええ2011/03/30
ミホ
0
自分は営業職ではないが、営業でなくても為になる話だった。人とのコミュニケーションを、怖気付かずに、相手のことを考えてやりたいと思えた。2015/05/11
Yuko
0
営業って奥が深い。営業は会社の代表者、社内へはお客さんの代弁者。私の営業時代を思い出す。私はお客さんの敵じゃないし、対峙しているんじゃなくて、隣に座って手と手を取り合って、一緒に前に進もうよって気持ちでやってたなあと。2010/05/04
マサヤ タカハシ
0
シリーズ本で出ており、面白いというオススメをもらったので読んでみました。営業以外にもマーケティングやブランドなど様々なシーンに分かれていたのですが、とりあえず自分と関係のありそうな営業から読んでみました。小説形式で書かれており、非常に読みやすくまた、ポイントがまとめられていて理解もしやすいと思いました。シリーズに興味が出たので、他の本も読んでみようと思いました。2011/08/14
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- 和書
- 線形代数入門 (第2版)