内容説明
子どもの「心」に語りかける絵本。「ねこのマイティ」シリーズ待望の第4弾。
著者等紹介
ロコ・サトシ[ロコサトシ]
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で壁画を描き始め、現在ではウオールペイントの創始者として周知されている。1989年、横浜博覧会で最大級のパビリオン、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。1995年には市営バスのペイントが話題を呼んだ。1995年より彫刻の森美術館に作品を常設。民間からも壁画制作の依頼が多数あり、渋谷同潤会アパートのイベント、表参道の大壁画を担当する。1990年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市を拠点に活動し、同市長より謝意宣言書が発布される。1992年、ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。その年のアートオブザイヤー・ベスト10に数えられた。作家活動と平行して、さまざまなワークショップを行い、美術をとおして子どもたちの生活、学校等の環境の改革に力を入れている。また、新たな活動のステージを絵本の世界にも広げ、2001年夏より“ねこのマイティ”シリーズの絵本『ばくはつマイティ』『マイティのWorld news』『たまごのマイティ』が出版されている
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感想・レビュー
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遠い日
4
「ねこのマイティ」シリーズ4。カラフルな色使い。輪郭のはっきりしたイラスト。子どもたちの目にぱっと飛び込んでくる吸引力があります。空から落ちて来たとんがったもの。子の子の元の場所に帰りたいという願いを聞き入れ、いっしょに探してあげるねこのマイティ。みんなのあづバイスが繋がって、無事に帰ることができました。親切はありがたいね。2023/12/08
読み人知らず
1
お月さんを見てあれが一つじゃなくて親子の姿とはなかなか思えないなあ。ボッキリ折れるところから想像を膨らましたんだろうか。面白いです。2007/10/24
kanata
0
マイティとお月さま。マイティの優しさは、お月さまが自分の名を、存在を思い出すことに協力することに表れている。壁にアートをするときの作者の前衛的な感じの絵とは違って見える。野性味を抑え、絵本らしくしているというより、マイティを描くとこうなるということなのかも。2017/02/25
なゆた
0
【図書館なゆセレクト】大好きなニャアニャとお月様のお話。ビビッドな色のパッチワークのような猫、マイティが居眠りをしていたら、空から黄色いものが落ちてきた。落ちた拍子に自分が誰か忘れてしまったその子と、その子が何処から来たのか探しにいくマイティ。むしさん、おはなさん、たいようさん、みんな優しくて、可愛くてほっこりします。唯一の難点が、タイトルでネタバラシしてしまっているところですねw (3歳2ヶ月)2018/03/11