イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせち38品―心と身体を豊かにする日本の家庭料理

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  • サイズ A4判/ページ数 121p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784901490146
  • NDC分類 596.4
  • Cコード C2077

出版社内容情報

今年のお正月はおいしいおせちとお酒で舌鼓を打つ、ゆっくりのんびり家族と過ごす、と思っている方に必携の1冊。市販のおせちはどれもこれも保存用のためなのか甘すぎる料理ばかり。そんな味付けではお箸もお酒も進みません。イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせちは、オーナーパティシエ弓田が高校まで過ごした会津で味わってきたおせち料理を再現したもの。それは素材ひとつひとつに力があって、大事な栄養素がたっぷりあった頃の懐かしくどっしりとした味わいのおせちです。記憶をひとつひとつたぐりよせながら完成させた愛情たっぷりの料理達。お重に詰めると料理が窮屈そうで本来の形から歪められてしまうからお重には入れないでお気に入りの大皿や大鉢に盛り付けます。煮〆なんかは汁たっぷりのほうがずっとずとおいしいのです。毎日の食卓にもお気に入りのメニューがあればどんどんテーブルに登場させてください。〝ハレ〟の日の料理ではあるけれど、それは〝ケ〟の延長線上にあるものだから、毎日を大切に食べて欲しいという願いも込めて...。



はじめに
―祝い肴と前菜
あけぼの巻き
伊達巻
なます
しめ鯖 
酢蓮根
白いかまぼこ
鰯の蒲鉾
松前漬け
ひたし豆
田作り
しめ鯖サラダ
豆サラダ

コラム 塩

―煮物・焼き物・揚げ物
昆布巻き
煮〆
黒豆
芋・栗・胡桃きんとん
卵焼き
鶏の松風焼き
日の出揚げ
煮豚
わかさぎの南蛮漬け

コラム 油

―ご飯・汁物
こづゆ
年越しそば
雑煮
鯛飯
とろろ飯
七草粥
パエリア

コラム...味噌・醤油

―餅・デザート
ぜんざいとあんこ
水餅
ずんだ餅・納豆餅
黄な粉餅・からみ餅
柚子のブランマンジェ
栗のアイスクリーム

コラム 砂糖・みりん・料理用日本酒

―おいしく祝うために
だし
料理を作るときの大事な要素
素材の選び方
厳選素材

―おせち料理の嘘と迷信

今この本を手に取られている貴方は、とてもおいしく幸せな新年を迎える幸運を得ようとしています。まったく新しい考え方の心と体に健康と喜びを呼ぶ新年にふさわしいおせち料理です。
つくり方はとても簡明。喜ぶ顔を見るのが大好きならおせち料理を作ったことがない方でも安心です。
元旦、貴方のつくったおせち料理を口に入れたその瞬間に「わぁ、おいしい!! こんなおせちはじめて!!」という驚きの声が貴方の最愛の人たちから必ず聞かれます。
食べることの初心にかえった、幸せな新年のための料理です。

目次

祝い肴と前菜
煮物・焼き物・揚げ物
ごはん・汁物
餅・デザート
おいしく祝うために
おせち料理の嘘と迷信

著者等紹介

弓田亨[ユミタトオル]
1970年、大学卒業後、熊本市にあるお菓子屋『反後屋』に入り、東京『ブールミッシュ』工場長を経て1978年に渡仏してパリの『パティスリー・ミエ』で研修。青山『フランセ』、自由が丘『フレンチ・パウンド・ハウス』工場長を務める。1983年ふたたび渡仏し、『パティスリー・ミエ』で1年間研修。帰国後、1985年に日本とフランスにおける素材と技術の違いについて著した「P^atisserie francaiseそのimagination 1」を出版。さらに1986年、『ラ・パティスリーイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』を東京・代々木上原に開店。1995年に代官山に移転。現在も、フランス菓子教室の運営や全国での技術講習会、海外での素材探しなど、本当のフランス菓子のおいしさを追究している

椎名眞知子[シイナマチコ]
1987年、フランス国立高等製菓学校で研修。その後『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』フランス菓子教室に通い、1995年、教室スタッフに加わる。翌年渡仏し、パリの『パティスリー・ミエ』、『レストラン レ・ジョルジック』他で研修。1998年、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)にレギュラー出演。現在、『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』フランス菓子・料理教室主任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fukura

1
おいしい2012/01/09

ミュンヘン

1
今年のおせちに使った本。化学調味料や過剰な砂糖を嫌うイル・プルー・シュル・ラ・セーヌのおせちがいろいろ掲載されている。この中から昆布巻きとこづゆ(表紙の汁もの)を作った。昆布巻きは昆布を戻すのに時間がかかるのはもちろん、三時間くらい煮る必要があったし、こづゆは銀杏の皮むきと薄皮剥きにかなり手間がかかったりしたが、さすがに素材の味が生かされた滋味ある味わいに仕上がり、素直に美味しかった。来年もまた作ろうと思っている。2010/01/01

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