出版社内容情報
今、あなたがしている、その料理法は間違っています。現在この国で生産されているほとんどの食材には、私たちの栄養素がどうしようもなく乏しくなっています。そのため、今までの料理法を見直すことからはじめたところ、栄養素を損なう下茹でアク抜きという料理法は間違っているという結論に達しました。さらに、新しい視点で既存の料理を組み立て直すことを試み、食材の衰弱した力を可能な限り回復させるさまざまな手法、「微量栄養素を取り去る下処理は行なわない」「だしによる栄養素の補給」「砂糖、みりんを絶対に加えない」「塩を恐がらない」等々を紹介しています。これらは今まであなたが見知った常識とは違っています。しかし、この本に出てくる料理は、何か身体に必要なのかを考えて作り上げたおいしさであり、味わいのものです。それはほとんどの人が経験されたことのない、とてつもないおいしさと、心と身体のための本当の料理なのです。
序に代えて
実際に料理を作り始める前に
一週間のスケジュール
■御飯
おいしい御飯を炊くコツ
タイ米入り基本の御飯
玄米入り、ひえ入り、あわ入り 丼用
おいしいかやく御飯の作り方
いか御飯
牡蠣御飯
きのこいっぱい御飯
ひじき御飯
わらび御飯
鰯御飯
栗御飯
鶏御飯
あさり御飯
菜飯
炒飯
残り物で作った雑炊
親子丼
かき揚げ丼
カツ丼
■汁
おいしい汁ものの作り方
大根の味噌汁
野菜いっぱいの味噌汁
つみれ汁
のっぺ汁
豚汁
ガスパチョ
■漬物
おいしい漬物の作り方
基本の白菜漬け
大根と人参を入れた白菜漬け
キムチ風白菜漬け
一夜漬け
糖味噌漬け
■おかず
おいしいおかずの作り方
いかと里芋の煮物
筑前煮
豚と小松菜の味噌煮
肉じゃが
なまり節
ひじき
ごもく豆
切り干し大根
おから
きんぴら
かき揚げ
鯵の入ったかき揚げ
ヒレカツ
とり豊かにする日本の家庭料理
反響多数、健康な身体作り実践の為の料理書
著者であり、パティシェであり、弊社の社長でも弓田亨が日本人の食生活を憂う気持ちがこの本を作った。
内容説明
パティスィエ弓田亨とキュイズィニエール椎名真知子の日本の家庭料理。
目次
実際に料理を作りはじめる前に
一週間のスケジュール(ご飯;汁;漬物;おかず;ソース・だし)
心と身体を豊かにする日本の家庭料理(弓田亨)(日本人の健康と本来の食を取り戻すために。;ミネラルの循環;偽りのおいしさを知る。;料理にとって、もっとも大切なこと。 ほか)
著者等紹介
弓田亨[ユミタトオル]
1947年、福島県会津若松市に生まれる。1970年、明治大学商学部商学科を卒業。熊本市『反後屋』に入る。のち、東京『ブールミッシュ』工場長。1978年、パリ『ラ・パティスリー ジャン・ミエ』で研修。1979年、『フランス菓子協会』から、その研修内容に対して銀メダルと賞状を授与される。同年帰国。東京『青山フランセ』工場長を経て、自由が丘『フレンチ・パウンド・ハウス』工場長。1983年、再度、『ジャン・ミエ』で研修。翌年帰国。1986年12月、東京・代々木上原に『ラ・パティスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』を開店。1995年4月、パティスリー、フランス菓子教室ともに代官山に移転。同年8月、『フランス菓子協会』から、フランス菓子の技術および素材の開拓に対して金メダルと賞状を授与される。1996年出版部を設立。1999年4月~2002年3月、『男の食彩』(NHK出版)に「男の菓子道」を連載。2003年、『エピスリー イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』を開店。現在、お菓子教室、プロ向け講習会を開講するかたわら、全国各地で技術指導を行っている
椎名真知子[シイナマチコ]
1987年、『フランス国立高等製菓学校』で研修。帰国後、『吉祥寺ケーキセミナー』で7年間講師を務めるかたわら、『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』フランス菓子教室に通い、1995年、教室スタッフに加わる。翌年、渡仏し、パリ『ラ・パティスリー ジャン・ミエ』、『レストラン レ・ジョルジック』ほかで研修。1998年、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)にレギュラー出演。2001年4月から、『柴田書店MOOKカフェ・スイーツ』に連載中。現在、『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』フランス菓子・料理教室主任
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感想・レビュー
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Kenji Nakamura
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いちとにとやまと